概要
原作における直接の接点は殆ど無く、創作物では宝塔関連で繋がりを持ったナズーリンや寅丸星などの命蓮寺メンバー、あるいは白蓮に可愛がられている妹分の魔理沙を通して知り合う場合が殆どである。また、人妖の融和を理想とする白蓮が霖之助の「人間と妖怪のハーフ」という点に着目するパターンも多い。
このカップリングの特徴としては、双方が大人として描かれる点と、明確に価値観の対立する人物として描かれることが多い点が挙げられる。後者に関してよくあるのは、人間と妖怪の共存を掲げる白蓮に対し、霖之助は人妖の間にあった深い隔たりを知っており、半人半妖であった己の過去の境遇からその思想に異議を唱える…というシチュエーションである。しかし、白蓮はその過去を乗り越え、かつ人にも妖怪にも分け隔てなく接する霖之助を理想の存在として受け入れようとするなど、その包容力と筋の通った主張で霖之助の敬意を勝ち得ることが多いようである。
勿論、おっとりとしながらも母性が強く礼節を弁えているとされがちな白蓮の性格は香霖堂の客としても申し分なく、寺で必要な仏具を香霖堂で購入するついでに談笑するなどのパターンもあり、基本的に良好な関係が保たれることが多い。
長らく接点がない2人であったが、東方外來韋編2019Autumn!掲載の東方香霖堂8話にて、霖之助が手に入れたとある道具に振り回された末に対処方法を相談するために霊夢に勧められて命蓮寺を訪れるという形で初めて原作での会話が描写された。
会話内容は相談者と住職という距離感に終始しており、互いの内面や設定に踏み込むやり取りはされなかった。