「俺、ゾンビっす。 あと、魔装少女っす。」
「ここにいるのは ただの優しい女の子だけじゃないか!」
「相手になってやる それがユーと一緒にいる代償なら安いモンだ」
概要
きちんと説明すると、ライトノベル『これはゾンビですか?』の主人公である。
とある殺人事件の現場に巻き込まれ、自身も殺害されたが、ユークリウッド・ヘルサイズ(ユー)によってゾンビとして復活した。それ以後はユーと共同で生活していた。
その後、偶然メガロと戦闘していたハルナと遭遇。そこでハルナの魔力が歩に移ってしまい、男にもかかわらず魔装少女になってしまった。
それ以後、ハルナも歩の家に居座ることになったが、さらにユーを探していたセラフィムも居座ることになり、4人で共同生活をすることになった。
セラフィムからは理不尽にも「クソ虫」と呼ばれている。
人物
いたってまともな性格だが不幸体質。ツッコミを連発するもののあまり相手にされず、理不尽な目にあうことがほとんど。表に出すことはないが男の欲求には忠実であり、心の中で妄想を展開することもしばしば。しかし時々それがうっかり表に出てしまい、クソ虫扱いがエスカレートしてしまうことも。実はかなり純情であり、女子のちょっとした仕草で赤面することも多い。
「気持ち悪い」と言われたこともあり、魔装少女の姿に変身するのはかなり嫌がる(実際、特に女装が似合うというわけでもない)。
挙句の果てに嬉しくないパンチラをも連発させてしまっている。
それでも非常に他人想いであり、いざというときは自身の肉体が(割と深刻に)どうなろうと全力で目の前の人間を守ろうとする。そのひたむきな姿勢と執念でその場の状況をひっくり返すことも少なくなく、なんだかんだで周囲からは頼りにされている。様々な居候のヒロイン達をあまり文句も言わず泊めているあたり、結構器も広い。
同居しているハルナ、ユー、セラや、クラスメートの平松妙子、吸血忍者トモノリやサラスバティなど6人もの美少女とフラグを立てており、さらにはアリエル大先生やネネ、クリスなどの女性キャラからも気に入られているなど、よくも悪くも多くの美少女と関わりを持つ。やはりラノベの主人公らしい。
ヒロインの中でもユーは特別な存在であり、たとえ何があっても彼女を守り抜くと心に決めている。他のヒロインたちのこともそれぞれ大切に思っており、何気ない日常の中で彼女らと過ごせる幸せをかみしめているシーンが見られる。
特徴
登場シーンの半分くらいは目が死んでいる。ゾンビの性質上、日に当たると干からびてしまうため、真夏の登校時は苦労している。教室ではなぜか窓際の席のため、日傘をさす描写も。料理は一通りできるらしく、ハルナたちが来るまでは自分とユーの食事はちゃんと自分で作っていた(その後弁当などはハルナが作るようになった)。それなりに戦闘センスもあり、セラの剣戟を最初の何振りかは無傷で避ける程度の実力はある。
一応ゾンビといわれてはいるものの、性質自体はこの人に近かったりする。驚異の再生力を誇るが、切断された手足が生えてくるような描写はなく、「斬られた部位をくっつければきれいに元通りになる」といった具合。逆に言えばどれだけ原形をとどめないミンチになってもちゃんと破片を集めれば寄り集まって復活する。
また一度死んだことで肉体のリミッターをかける必要がなくなり、人間の限界を超えた身体能力を発揮する。ただし無茶し過ぎると関節があり得ない方向に曲がったりする。
前述したとおり魔法少女になることを嫌がってはいるが、その戦闘能力はバカにできないためいざというときは渋々変身している。身体能力がはるかに向上し、魔法などに対しても有効な攻撃手段となる。変身アイテムが魔法のチェーンソーのため、よくよく考えれば「ゾンビがチェーンソーを使って戦う」という不思議な事態に陥っている。
ちなみにpixivに投稿された彼のイラストは、デフォルメされ男の娘化している絵が多く、ピンク率が驚くほど高い。
関連イラスト
関連タグ
カゲチヨ:こちらもゾンビの学生であり共通点が多い。