演:富岡涼
概要
今作の主人公。三重県の志摩で暮らす小学5年生。
実家は相沢食堂という島の食堂で、姉貴分の西尾麻衣とは家の窓で交流する間柄。同級生でガキ大将のイシマルこと石田勝とその弟のカツヤこと石田克也とは友達。
母を交通事故で失って初めての夏休みを迎え、そのショックから父の孝介と少し距離を置く間柄となっていた。
ある日、島の離島で謎の赤い光を目撃し、謎の卵と赤い石を発見。その卵から小さな亀が孵化。当初は実家が食堂であるためペット禁止であることを理由に置き去りにしようとしたが、どうしても放っておけずかつて母につけられたあだ名である「トト」と名前を付けて家に連れ込んでしまう。そして麻衣やイシマル、カツヤと4人で秘密を共有することとなる。
だがトトが宙を浮いたり、あっという間に大きくなってしまったことから麻衣からトトの正体はかつてギャオスから人類を救った怪獣ガメラではないかと言われるも、信じることが出来ずにいたが、心臓の病の治療のために名古屋に入院することなった麻衣にお守りとして赤い石を渡した。だがその日トトは行方不明となってしまう。
翌日、島に怪獣ジーダスが上陸。負傷したカツヤとそれを助けた孝介の危機に巨大化したトトが出現したことで孝介にも存在がバレてしまい、さらにジーダスとの戦いで負傷したガメラは名古屋の巨大生物審議委員会の研究所に送られてしまった。
そこでイシマル、カツヤと小遣いを出し合って避難所から電車で名古屋に向かう。再び出現したジーダスの戦闘に巻き込まれ、さらに追いかけてきた孝介に止められるがトトを救うことを決断。麻衣のもとから子供たちのリレーでイシマルとカツヤのもとに運ばれてきた赤い石を受け取り、トトが突き刺さったビルからトトに赤い石を食べさせ、ジーダスを倒すきっかけを作った。
その後、倒れたトトに迫る自衛隊から子供達が輪を作って妨害し、そのすきにトトに逃げるよう言い、傷を負いながらも最後まで彼を気遣うトトの飛翔を見届けた。
「さようなら……ガメラ……」