人物
尽宮組の二次団体「呑頭会」の殺し屋集団「救世葬苑」のリーダーで、錚々児高校3年4組の1人、日暮弥美姫の実母である。娘と同様刀を武器として使う。同じ救世葬苑の壺根誠は旦那。
おしとやかで、部下達の事は子供同然に大切にしており、お母さんと呼ぶように言っているが、本性は冷酷非道であり弥美姫には幼少の頃から虐待染みた殺し屋としての教育を施していた為に本人は彼女の事を非常に恐れている。
終業式の夜の決戦では新たに決意を固めた弥美姫と一騎討ちの末に、刀を折られ殴打を受けて敗北。
最後は死を覚悟して止めを刺すように言うが、「例えどんなに辛いことをされても母親に変わりはない」として、弥美姫は止めを刺さず、杜窪に治療させるために介抱を受けると言った最初で最後の親子としての時間を過ごすのだった。
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大魔女グランディーヌ:90年代最後の戦隊に登場した敵組織の親玉兼母親。真名上と同様に冷酷非道であるが、部下を大事に思っている真名上と違って子供達の事は地球支配の為の道具としか見ていないと言った彼女とは正反対な毒親でもある。
この先ネタバレ有
実は彼女がここまで横暴であるのには、彼女自身の幼少期に大きな原因があった。
彼女は生まれつき持っていた顔の傷によって親だけでなく周囲からも忌み嫌われていたというつらい経験を持っており、その事から弥美姫を含めた自分の子供達を強くする事にこだわりを持ってしまい、性格が歪んでしまったのだった。
つまり彼女はやり方を間違えていただけであった。
終業式での決戦終盤において、重症が完治していないにもかかわらず3年4組を庇って紫炎からの攻撃を受けてしまい自分の行いを反省した。
その後は杜窪の治療を受けたのか決戦後は荒邦に怪我が治るまで匿われていたらしく文化祭にて尾嚙組と呑頭会が襲撃した際に両組の配下と交戦していた所を同じく交戦していた荒邦の父・丈夫と対面。
入院していた時に弥美姫から文化祭の食事券のチケットを渡されており娘の晴れ舞台を見に行く事にしていた所に両組の襲撃に遭遇。
荒邦が丈夫と共に尾嚙と戦う傍らで自身の刀を手に呑頭と交戦していた弥美姫の元に駆けつけ、娘に葬苑筆頭相伝の刀を渡し、呑頭と決着を着けるべく娘と共闘。
呑頭に決別を言い渡し弥美姫と共に呑頭を撃破。戦闘後今までの溝を埋めるかのように抱きしめ合い、弥美姫に「卒業したら郊外にある私の実家に一緒に住んでほしい」と約束、和解を果たした。
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