概要
声優:北村弘一
素乾国に仕える宦官。宦官なのに立派な髭が生えているのが自慢。
皇帝崩御、それに伴う新帝(双槐樹)の即位に際して、新たな後宮に仕える宮女を募集する為、
銀河の故郷、緒陀県にやってくる。(ちなみに緒陀県は真野の故郷でもある。これは宮女募集は自らの故郷で行うもの、という暗黙のルールが素乾王朝にあった為)
そこで将来、正妃となる銀河を見出し、都へ連れ帰る。(ただし、この時点では銀河を「泥つき大根」と評しており、一応の教育は施したものの、さほど効果が得られなかったことから銀河が正妃になる可能性については半ば諦め、「新皇帝は変わり者がお好きかも知れない」とやけっぱちになっていた)
紆余曲折を経て銀河が正妃となった際には「これで出世は思いのまま」と大喜びする。
いわゆる史実における宦官とは違って、アニメでは「宦官としての出世欲はあるものの、裏表もなく、宮廷内の権力闘争にも関わっておらず、正妃になった後の銀河とも懇意にしている」という描写になっており、幻影達の乱勃発の際は、銀河に協力(愚痴をこぼしまくってはいたが)し、最後まで生き延びて、銀河たちと共に脱出している。
原作では、宦官の例に漏れず、野心的な人物(銀河に対する情はそれなりにあったものの)で、幻影達の乱勃発時に渾沌によって斬殺されている。