「ファイナルレスキュー承認!!爆裂的に鎮圧せよ!!」
演:岩永洋昭
概要
レスキューフォースの隊長を務める人物で、30歳。先代R1である大淵の部下だった。
普段はレスキューフェニックスの作戦室から隊員達に指令を下す。ファイナルレスキューの承認も彼が行なっており、上述のセリフは承認の際の号令である。普段は現場に出る事はないが、人命を救う為なら着装なしで現場へ飛び込む無茶をする事も。
実直な性格でレスキューフォースを纏めるネジを自認しており、隊員達が弛んだ態度を見せれば厳しく叱る事もあるが、フランス行きが決定した際には隊員たちから引き止められるシチュエーションを妄想していたが、実際はお祝いムードでがっかりする(挙句、その日の激励会では諸事情で人員が司令捕、来賓、掃除のおばちゃんぐらいしか集まらなかった)などコミカルなシーンも見られたり、遠足で班長に任命されるも周囲に振り回される少年を鼓舞したりと冷静さと熱さを併せ持った良き上司である…そう、表向きは。
R5
第18話にて石黒隊長が10年ぶりに着装した姿。装備は隊員たちと同じものを使用している。
この姿になると10年前の無鉄砲な熱血漢としての性格が呼び覚まされるらしく、テンションがいつも以上に爆上がりする悪癖がある。こうなってしまうと全ビークルを「我がしもべ」と呼んで全て出撃させたり、ネオテーラの罠に引っ掛かるなどいつもの彼らしくない行動が見られ、その熱血さにネオテーラの幹部達に苦手意識を与えるほど。初登場時に大見得を切るなど戦闘スタイルは人命救助の為に戦うヒーローというよりも時代劇の主人公や昭和の特撮ヒーローのそれである。(ただし、本質は変わっていないので、戦闘よりも人命救助を優先する。)
また、R5に変身した当初はこのテンションに対してまたやってしまったと後悔する場面も描かれており、現役時代に世話になった食堂の主人の言葉を借りた輝の一喝を受け、着装後でも冷静な対応ができるようになった。なお、冷静な着装前でも先述の少年が「無駄にやる気のある人だな…」と評している辺り、平時からその片鱗は出ている様子。
ただし、映画撮影で人気俳優岡田圭右のギャグのモノマネをした際には緊張してぎこちない動きになるなど、常時テンションの高い着装時でもペースが崩れる事があるようだ。この他、料理上手でもある反面、独身である事を女性陣に毒づかれた事もあったが、レスキュー新聞のアンケートで「理想の上司」第1位に選ばれている辺り、隊員たちから信頼されている事は確かである。
最終回後は活動拠点をヨーロッパへと移したが、響介から寿里の3人がレスキューフォースを卒業した後もR5として活躍し続けている。(先述のフランス行き決定の件では肝心の筆記試験で滑っていた為、今回は筆記試験に通ったものと思われる。)
キャラソン
- セイブ ザ ライフ
- 歌:岩永洋昭/作詞:kenko-p/作曲:若草恵/編曲:日比野裕史
- 「トミカヒーロー レスキューフォース オリジナル・サウンドトラック」より
関連タグ
クマノミ:第44話でこの魚のDNAを基に作られたガスを浴びて女体化(外見的には女装)してしまう。