城門などを破壊して突破するための兵器。
「破城鎚」とも。
現代でも機動隊などがドアを破壊して突入を行う際にはこれに類するものが用いられることがある。
後には振り子式のものや車輪付きのもの、近代では火薬の爆発で打ち込むというパイルバンカーを思わせるものも登場したが、初期のものは丸太だったと考えられている。
ジャングルなどの見通しのきかない場所では敵車両への襲撃にも用いられた。
(戦車やトラックの足回りにぶっ刺して走行不能にするなど)
ちなみに日本ではハンマータイプの掛矢が同様の目的で用いられていたとされている。