概要
伊賀鍔隠れ十人衆が一人・朧の身に宿っている生まれつきの特殊能力。
その力は「その目で見たありとあらゆる超常の力を打ち消し無効化する」という非常に強力なもので、伊賀忍の長い歴史においても類例のない稀有な力とされる。
各々が固有の忍術で超常的な技能や戦闘力を有している伊賀・甲賀の名だたる忍びたちも、朧の破幻の瞳の前ではただの忍者に成り下がってしまい、作中屈指のチートである「瞳術」にすら一方的に打ち克って無効化してしまうことが可能である。
これがために朧は瞳術の驚異的な力を危惧する薬師寺天膳に伊賀の切り札と目され、対弦之介戦に踏み切らせようと説得を繰り返すが、愛する弦之介との殺し合いを嫌う朧は断固これを拒否し、ついには秘薬「七夜盲」で目を潰し、自身で破幻の瞳を封印するという手段に出た。