独:Gott_ist_tot.
英:God_is_dead.
概要
「神は死んだ」とは宗教批判と虚無主義(ニヒリズム)を意味する哲学者フリードリヒ・ニーチェの用語であり、一種の科学的精神(啓蒙的・実証的・合理的精神)であると言われる。ニーチェは「神々の死」とも述べている。近代化・産業化・科学化の中で、ニーチェは宗教的・哲学的観念の滅亡を宣言した。
死んだ神一覧
なお、これらは上記のニーチェの言葉とは一切関係ない。
インド神話(ヒンドゥー) | インドラ(帝釈天)やアスラ(アフラマズダ/阿修羅)やガルーダ(迦楼羅)など←シヴァの宇宙破壊により、ヴィシュヌとその妻とアナンタ(龍王)だけが残り、それ以外は死に絶える。そしてまた宇宙が世界が始まる。 |
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北欧神話 | テュールやオーディンやトールなどの主神、さらにフレイやソールやマーニなどの神々←ラグナロクで死亡。 |
ケルト神話 | 主神ダグザや太陽神ルーなどの神々←ルーはケルマトの三人の息子たちに殺害される。ダグザはマグ・トゥレドの二度目の戦いにおいてケスリンの投槍により死亡。 |
神道(記紀) | 天照大神や須佐之男などの神々←不死ではない観点と実在した人物だと仮定するとすでに死亡している。 |
エジプト神話 | 太陽神ラーやオシリスなどの神々←ラーはアポピスと殺し殺される関係、オシリスはセトに謀殺される。 |
ウガリット神話 | 主神バアルやヤムやモートなどの神々←バアルがヤムを殺害、モートがバアルを殺害、アナトがモートを殺害。 |
関連タグ
お客様は神様です:対義語?
源平討魔伝:エンディングに「神様は死んだ」という一節がある。