概要
本編では
褐色肌の白髪で鋭い目つきが特徴の少年。アニメではファーストシーズンで第2章(14話~)から正式に登場。家族に父親と昏睡中の母親がいる。
冷静な性格だが、かつての仲間に対して突き放すような言動をするなど無情な一面を持つ。
元は神ノ原に住んでおり、葵、皆実、明とはクラスメートであり、モンストチームのリーダーだった。
レンの持つストライクリングは元々彼が所持していたものである。右に曲がる癖を持っている。
春馬を探して渋谷にやって来たレン達をルシファーを使って敗北させると、神ノ原のトップ4を倒してくるよう言い、その場を後にする。
トップ4を倒す条件をクリアして渋谷にやって来たレン達と再開するが「状況が変わった」と約束を反故し、再びその場を立ち去ろうとする。レンが記憶について問い詰めようとした瞬間、メメント・モリによって捕まってしまう。徐々に薄らいでいく意識の中、レンの呼び声で目を覚まし、自身を操ったメメント・モリを撃破した。
メメント・モリの打倒後は、レンとかつて面識があったことと、父親である玄馬が起こそうとしている計画を話し、彼のチームメンバーと共に事態解決に協力した。
人となりについて
39話、『レイン オブ メモリーズ』、そして後述の劇場版ではかつては一人称が「僕」であり、周りを気にかける温和な性格の好青年だった。
しかし、昏睡し続ける母親を心配し続けて弱った心を付け込まれてメメント・モリに憑依された事で、一人称が「俺」に変わったり単独で相手チームのモンスターを容赦なく叩き潰すなど性格が無情になってしまう(明曰く「こんなの前の俺と同じじゃないか」)。更にメメント・モリの記憶改竄を受けてしまった事で、レンに対して「自分の母親を奪った」と間違った記憶の元で目の敵にすることとなる。
性格の良さは新旧のチームメイトたちからも窺える。現在のチームは、彼が洗脳された後に結成されたチームだが、個性派のメンバーでありながら春馬を慕い、洗脳が解除されたあとも春馬の協力依頼に二つ返事で応えるなど、強い結束力で結ばれている。洗脳が解けてからも一人称には『俺』を使っているが、自身の両親の前では『僕』に戻る事がある。
特に現在のチームメンバーである志乃からは恋心を寄せられているが、彼女の想いに対して気がついているかは不明。ただ、少なくともチームメイトとしては大きな信頼を置いており、クシナダに囚われた彼女を救うために、無理を押して卑弥呼を呼び出している。
劇場版
劇場版では小学生時代の彼が登場。
一人称は前述の通り『僕』。
冷静で秀才タイプ。温和でチームワークを大事にしている。
無茶をしがちな当時のレンとは言い合いも多いが、どこか惹かれている。
使用モンスター
- ルシファー
本編で春馬が使用するモンスター。詳細は該当項目で。
- カグツチ
劇場版や『Rain of memories』で使用する。詳細は該当項目で。
余談
- デザイン原案者によると、「レンが比べ続けられる相手」という設定から「レンの完全上位版」と言うイメージで描かれているとのこと。