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ダアト(モンスト)

だあと

ダアト(モンスト)とはモンスターストライクおよびモンストアニメに登場するキャラクターの一人である。
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「よく来たな光を求める者よ・・お前たちが来るのは分かっていた・・・」


概要編集

CV:速水奨

モンストアニメルシファー完結編および最終章に登場する天聖の一人。

名前の由来は、セフィロトのうちの11番目のセフィラ「ダアト」で、「知識」という意味である。


見た目は小柄な年老いた亀で普段はフードを被った人型の容姿に化けている。目覚めの神殿に居住し、天界を陰から支える役割を担っている。また、ゼフォンの師匠に当たる存在で幼い彼女に力の制御方法を教え込んだ張本人。そのためゼフォンからは尊敬されている。天聖としての能力は未来を見通す透視能力、火・水・木・光・闇のモンストにおけるすべての属性を使いこなすなど多岐に渡る。


挙句の果てには、時間を停止し空間を歪ませ時を巻き戻すというどこぞのスタンド使い顔負けのチート技までやってのけた。これでも本人曰く、他の天聖達を止める程の力は残っていないとの事。・・・何なんだアンタ


因みに天聖達の中で唯一現状アプリ版に実装されていない。キャラクターの性質上、通常のモンスターとしてより守護獣としての登場が期待されるという声もある。


モンストアニメでは編集


ルシファー編編集


「お前には僕を連れて行くだけの資格がないのだよ・・・」


ビナーの依頼で、自身の元を訪れたルシファーに天界を救う資格があるかを試すため4つの試練を与える。当初は力のまま強引に試練を乗り越えようとした彼女に失望し突き放すが、徐々にその潜在能力に気付きルシファーに対し期待を寄せていく。そして試練とは別にストライクワールドを救う手立てを探していることをゼフォン・スルガトらに告げた。そして3つ目の試練を乗り越えたルシファーの力の根源は友への思いであると確信した彼は彼女に対し究極の選択を迫る。


「天界は今ケテルの脅威に晒されている!!選択するが良い!友を救うかココに残るか・・・全てはお主次第だ」


ケテルの復活と、仲間が敗北し石化する光景を見せられたルシファーは当然、修行を放棄し天界へ向かう道を選ぶ。ダアトは思いとどまるよう説得するが、修行を終えないと決して開かない扉を仲間を思う信念でこじ開けた彼女に驚愕しつつ、未来を託す存在に相応しいと認め力の宿ったペンダントを託し天界へ送り出した。


「仲間と共にようやく光を手に入れたか!暫し休むが良い・・・」


そして天界での死闘の中で、光を見つけ覚醒した彼女は遂にケテルを討ち滅ぼしダアトはその光景を見て安心したのか満身創痍の彼女を眠りにつかせる。


エンド・オブ・ザ・・ワールド(最終章)編集


イェソドとの戦いで、ビナーが死亡することを察した彼は神殿に籠り瞑想を始める。そして死亡したビナーの前に精神体として現れ、天界に渦巻く陰謀を見抜けず大事な時に力になれない自身を愚かな亀と称して彼女に謝罪しつつ彼女自身が今何をしたいのかを問いかける。


ビナー「私は守りたい・・・今すぐあの場所へ戻って・・・みんなを守りたい!!」


「行くのだビナー・・・今こそ天聖としての・・・お前の真の力を・・・」


彼女の本心を聞いた彼はビナーに天聖としての新たな力を授け、天界の未来を託して現世へと送り出した。そして覚醒した彼女がイェソドを討ち果たし、無事に帰還する勇士を見届けるとみるみる衰弱し、最後は安らかな表情を浮かべゼフォンらに看取られながら光の粒子となって消滅、その生涯を閉じた。


「良き・・・かな・・・」


こうして悪しき天聖は全員倒され、ダアトの意志を継いだビナーが天界の新たな指導者として平和を未来へ繋げていくことだろうと誰もが確信していた・・・


























































はずだった・・・



以下、映画「ルシファー 絶望の夜明け」の核心に迫る重大なネタバレが含まれます。映画をまだ御覧になっていない方、ネタバレを避けたい方は今すぐブラウザバックをお願いします。





























「ルシファー 絶望の夜明け」(ネタバレ注意)編集


ダアトによって新たな力を託されたビナーの信念は次第に今の世界と仲間を守りたいから自身の理想の世界を創造するという歪んだ願望へと変貌。遂には天界どころかストライクワールド全てを消滅させる暴挙へと駆り立ててしまう。


ストライクワールドの平和を願い彼女に未来を託したダアトであったが、奇しくもその想いは裏切られ彼女自身の欲望を満たすための行動へと導く新たな悲劇を生み出してしまった。


そして彼女は今作で悲劇的な最後を迎えることとなる。(詳しく知りたい方は当該当記事参照)



「立つべき時に立たなかった、愚かな亀の話だよ…。」











しかし、そんな悲劇から時が経ち、ダアトやプライオル・ビナーがビナーに託した想いは思わぬ形で花開くのだった。

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