CV:小野友樹
「答えろし 十数える間待っててやるよ」
プロフィール
年齢 | ?歳(婆娑羅になってからは8歳→12歳) |
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誕生日 | 1月15日(読者リクエストより) |
血液型 | ?型 |
身長 | 162cm |
体重 | 50kg |
好きなもの | 戦い、二択 |
嫌いなもの | 自分の戦い(楽しみ)を邪魔する奴 |
纏死穢 | 断神闇脚 |
概要
ケガレの上位種「婆娑羅(バサラ)」の1人。序列は一番下の11位。
淡々とした感情を感じさせない性格で、ケガレと陰陽師の戦いの行く末にそれ程興味が無く、己個人が戦うことを何より楽しむ戦闘狂。
戦いを求めて双星の陰陽師の痕跡を追い、紅緒の前に現れた。
八年前に紅緒の両親を殺しその時の呪力で婆娑羅となったため、紅緒にとっては親の仇敵。
しかし本人にとっては数ある戦いの一つにすぎず、紅緒に問われるまで完全に忘れていた。
「十数える間待っててやるよ」が口癖。
追い詰めた相手に命の選択を迫る2択を示す
その内容は基本的に「どう死ぬか」「どっちを殺すか」であるため、大抵の場合は命乞い、諦めて特攻、内輪もめを起こすらしく、そうやって追い詰められた人間の様相を観察するのが面白いらしい。
極めて悪趣味だが、一方で選択は順守するなど妙なところでは律儀。
紅緒の両親は自分たちと娘の命を天秤にかけて、躊躇なく紅緒を選択したことで神威に「アレは珍しい例だった」と感心されている。
能力
作中でも基本的に蹴り技を使い、特に能力は見せていない。
それでも膨大な呪力に支えられた力は尋常ではなく、双星の二人を相手取って圧倒して見せた。
纏死穢『断神闇脚』(マトイマカルサワリ だんしんあんぎゃ)
専用の呪符を用いて肉体を変化させる技。陰陽師が用いる呪装との違いは不明。
袴を履いていた下半身がタイツのように足にフィットし、膝から大きな棘を生やす。
見た目はシンプルだが、触れた対象に衝撃を伝播させる能力を持つ。
その性質と拳法の発勁のように密着した状態から攻撃できるため、相手の防御を無効化できるという強力な特性を持つ。
ろくろは勝手に振動脚(ヴァイブレイトガッシュ)と呼んでいる。
変異
紅緒にケガレ堕ちの力を与えた辺りから、紅緒に対して強い感情が現れた。この感情が理解できないまま、紅緒を狙った婆娑羅の8位、赫夜(かぐや)と戦闘。瀕死の重傷を負うも、紅緒の叱咤によって自分を狂わせていたものは人間の呪いだと自覚したことで覚醒した。
左目の濁りがなくなり身体的にも少し成長。人間にかなり近い姿となった。纏死穢も脚のみだった断神闇脚が上半身まで覆い白く変異している。
見た目だけで言えば聖丸(ひじりまる)に起きた変異と同じである。
心境の変化
双星が20歳のときに天御橋柱塔にて再戦。ろくろと戦うのは6年ぶりだったが、本人曰く「めちゃくちゃ長かった」と時間に対しての感覚が変化している。更には、何故かろくろに対して嫌悪感を抱いており、「俺が勝ったら紅緒を貰う」と宣言した。太陰に覚醒した紅緒と人間(ろくろ含む)では不釣り合いだと考えているようである。
本心では紅緒を悲しませたくない、悲しむ顔は見たくないと思っている。