神酒壮真
みきそうま
退魔師として活動する高野山の僧侶。
サングラスをかけ酒が大好きという破戒僧だが、実力は確か。
呪力から生み出す退魔剣を武器に多彩な攻撃を操る。
世の中に散らばる憑依の実を回収する任務の途中で前鬼たちと知り合った。
当初は一匹狼なところがあり、影高野を滅ぼされた後は生き残りが彼のみとなってしまい本当の意味で一匹オオカミとなってしまった。
血丸戦では洗脳され前鬼たちの敵となって立ちはだかり、千明に協力を約束させるための人質にされてしまう。戦いが終わった後は自らの未熟さを悔い、過酷な修行の末に大幅なパワーアップを果たす。そして血丸との再戦では業火の退魔剣によって血丸の血液を染み込ませたマントを焼き払い、再生能力を封じて終始優位に立ち回った。しかし撤退されてしまい、血丸との決着は後鬼が付けることに。
頭に血が上り易かった原作漫画と比べると冷静な一面が強い。
幼馴染で大僧正の孫であるアンジュが外に修行に出た後、影高野で封印されていた十数個の憑依の実を強奪した為、その討伐とアンジュ達が狙うであろう憑依の実のガードの為に式神町に派遣された。
アンジュは行き倒れになっていた処を嘗てZENKIと役小角によって本体を封印された邪神カルマによって対ZENKIを想定して保護・洗脳されており、壮真の奮戦で正気を取り戻すも用済みと見做したカルマによって憑依獣にされた挙句にZENKIのルドラを受けて死亡してしまう。
その後も小明達の仲間としてカルマ戦を戦い、最終決戦では憑依の樹の封印の鍵を解放してZENKI達を援護した。
第3クールではほぼ出番が無かったが、終盤に復帰。
内紛を起こした黄泉の軍団の雑兵を蹴散らす、犬神葉月を探し出して、息子を説得させる等の活躍をした。
最終決戦では大僧正達を集結させて、魔神獣を足止めした。
決戦後は大破した役呪法堂にて力仕事担当として修理を手伝っていたが・・・。
因みに、小明は痴漢騒動の最中に初対面だった上に入浴中に乱入されたこともあり11話まで痴漢と誤解しており、犬神狼は同じく初対面で「なんだあの男は?」と露骨に変人扱いしていた。