概要
CV岡村明美
南雲さやかは鬼神童子ZENKIの登場人物。
読み切り版から登場しているが、媒体毎にキャラクター性はかなり異なる。
読み切り版
安倍野千明の級友で、銭ゲバの彼女に困らされる事も多いが、腐れ縁で彼女の友人として付き合っている。
千明の押し売りから隠れていた処で憑依の実に憑りつかれたセクハラ教師に襲われてしまうが、ZENKIに憑依獣が退治された事で救われる。
その後、夜遅くまで護法輪具を探す千明に付き合わされてしまう羽目になる。
原作漫画
此方でも役小明の親友と言う役回り。
同級生を人形に変えていた男子生徒に憑りついた憑依の実が目の前で孵化してしまい、捕食されそうになるが、(珍しく人間の救命に積極的に動いた)ZENKIに救われ、一命を取り留める。
その結果、ZENKIを「理想の男性」と完全に一目惚れして、追い回す。
ヴァサラ編ではヴァサラ特製の「些細な願望も増幅される憑依の実」がばら撒かれ、本人は何とか無事だったが、憑依獣化した父親に追い回されるわ、その父をヴァサラに捕食されそうになる(憑依獣に同化された人間はZENKIのヴァジュラの力で祓われ、尚且つ本人が悪意や欲望に染まり切っていなければ大したダメージも無く助かるが、憑依獣のまま鬼神に捕食された場合は確実に死んでしまう)わで父娘揃って散々な目に遭うが、再度ZENKIによって助けられる。
アニメ
再度、役小明の親友と言う役回りで登場。
ZENKIの事は第5話で憑依獣に捕食されかけた処を救助され、童子姿を「可愛い」と評して好意的では有る(14話)が、原作の様な熱烈な恋情は抱いていない。
第3クールまでは学校絡みの事件で登場したり、35話で主役を張ったりする等、セミレギュラーの一人と言った登場頻度だったが、第40話で一気にヒロインに昇格する。
黄泉の国のエージェント蛭蟇蟲に小明やZENKIに対する人質として攫われてしまうが、なんと黒帝に懐かれ、犬神狼に手当てされた上で無事に解放される。
黒帝は兎も角、この時点の犬神は蛭蟇蟲の人質作戦に嫌悪を覚えたとは言え、さやかに憑りついた羯磨の実を狙っており、自制心が強く容易に欲望に飲まれないさやかが宿主だと最良の実が回収出来ると彼女を利用する気満々だったがそうとは知らないさやかは「黄泉の国の王子と言ったらどんな化け物かと思っていたら案外真っ当で素敵な男性」と完全に勘違いをして結果、恋心で羯磨の実を孵化させてしまう。
さやかが変化した羯磨獣・隷羅は強大であり、其れまで対羯磨獣では無敵を誇り犬神以上の戦力を有する超鬼神ZENKI相手にも優位に立ち、ZENKIもさやかの救出を諦めざるを得ないと小明を説得する程だったが、このタイミングで犬神と蛭蟇蟲、そしてそのバックに居た黄泉の将軍・影虎が仲間割れを始めてしまい、その混乱に乗したZENKIの一撃で隷羅は倒され、さやかは無事に救出された。
犬神を「黄泉の国から来た化け物」と嫌悪する仲間達と異なり、犬神の黒帝に対する優しい態度や人質を盾にして相手を甚振る行為を醜悪と断じる潔癖さ、人間同様に赤い血を流血して苦しんでいる様を見たさやかは犬神を化け物扱いする事が出来ず、彼の脱走の手引きをしたばかりか看護まで始めてしまう。
犬神も王の息子として崇められこそすれ、一人の人間として真っ向から向き合ってくれたのはさやかが初めてであり、蛭蟇蟲に自らの盾となろうとしたさやかが殺されかけた際には血相を変える程大事な存在になっていた。
その後、さやかは犬神が人間と黄泉の国の住人のハーフであった事実を犬神の母・葉月から聞かされ、黒帝救出の為に意地になる犬神と葉月の仲を取り持とうと苦慮する
最終的にZENKIとの一騎打ちに敗れ、自らの持つ羯磨の実を譲った犬神だったが、自らを助け起こそうとしたさやかを影虎の奇襲から庇って死亡してしまう。
魔神獣と化した黒帝とZENKIの最終決戦で葉月の勾玉の力で甦った犬神はルドラを使って力尽きそうになったZENKIを救った後、元に戻った黒帝を連れて、犬神狼個人の人生を生きる為に去って行った。
さやかに母の形見の勾玉4つのうち3つを託して・・・。
関連タグ
柿崎めぐ:悪役キャラが改心する切っ掛けを作ったサブヒロイン繋がり。
瀬川泉:最初はサブキャラクターだったのに後からヒロインに昇格した共通点がある
りん:最初は主人公と敵対してた冷酷なキャラを恐れず嫌悪せずに向き合ったり、重傷な状態の時は介抱したり、思いやってる内に心許す存在になったりと共通点がいくつかある