概要
プレイステーション用ソフト『実況パワフルプロ野球2000』の開幕版及び決定版に登場する彼女候補の1人。なお、『2000』はプレイステーションとNINTENDO64でそれぞれ同名の作品が出ているが、内容は全く異なる(64版は実質PSソフトの『パワプロ99』の移植)。
サクセスの舞台となる球団本拠地の近くにある保育園で保母(保育士)をしており、よく園の子供たちを連れて2軍球場に足を運んで主人公ら選手と交流したり、練習を見学している。
劇中で明確に美人と言われており、保母としての働きぶりから「良いお母さんになりそう」とも評されている。
もちろん園の子供たちからも強く慕われており、主人公の立場から見ると彼女とお近付きになるためにはまず子供たちの壁を突破しなければならない。
ファンサービス主義のサイドA、実力主義のサイドBという2つのパターンが存在する本作のサクセスにおいて、サイドAでは主にファンサービスの一環で保育園と絡む際に出番がある。一方、サイドBではこちら限定で登場する後任の2軍監督である「木乃花冴子」の友人としても登場する。
設定や出番の多さなど、本作の彼女候補の中でも特に王道ヒロインという印象が強いキャラだが、残念なことに彼女としての性能は作中最弱であり、誕生日プレゼントの効果が1~3年目まで一貫して体力回復と野手技術・投手技術(本作では別扱いだった)がそれぞれ10ずつ貰えるだけ。ステータス上昇や特殊能力の獲得はおろか、病気やマイナス能力の除去すらできない。
ただし固有のメリットとして、投手育成時のランダムイベントで希少な特殊変化球であるドロップ(現在のシリーズでいう「ドロップカーブ」)を覚えられる可能性がある。
このころのパワプロとしては極めて珍しい立ち絵差分が設定されているキャラであり、トレーニングジムで顔を合わせた時のイベントや海デートの際に水着姿(黄色のビキニ)を披露する。
ちなみに祥子の次にADV方式の立ち絵で水着姿を披露したパワプロキャラは、本作から約13年後に発売された『パワプロ2013』におけるテリブルトリオである。
苗字は現在においても不明となっている。