概要
一万年は生き、生涯たった一本しか生えない牙でこの世の王となった最強の竜。
メルク編で初めて存在が明かされ、初代メルクが昔採取した牙の化石が登場し、二代目メルクによって小松の新たな包丁の素材として利用された。
その状態でも軽く振るだけで山を軽く真っ二つにする威力であり、構えれば竜王の姿がオーラとして放たれ猛獣を萎縮させる。
また、適切に刃を入れれば損傷した身体を瞬時に再生させる暗技「蘇生包丁」の力も兼ね備えている。
生息地はグルメ界のエリア1。あらゆる傷を治す療水の湧き出る場所に子孫が生息しており、水を採取しようとやって来た三虎に何度も重傷を負わせている(ただし三虎はそれでも水を少しずつ採取できている)。
それ故かココは小松の蘇生包丁を見て「竜王の牙には再生能力がある」と見立てているが、詳細は不明。
第二部では山を握れる程巨大化しており、アカシアとの最終決戦では「異次元レーザー」という技を使用し、小惑星を次々と破壊する程の暴れっぷりを見せた。
後に同じ作者による連載漫画、BUILDKINGにてデロウスに似た姿の竜が牙の欠けた状態で絵画として描写されている。