「面白いのか?綺羅莉!我々分家の者が右往左往するのを眺めるのは……」
「きさまはいつもそうだな。我々が欲するものをあっさりと手にしたのかと思えば、何の執着もなく手放し、我々に機会を与える。わたしはそんなおまえが、憎くて憎くてたまらない!」
CV:潘めぐみ
概要
百喰一族の一つである「等々喰家」の代表。
足が不自由で車椅子に乗っており、付き人の等々喰ユミが毎日介護している。
桃喰綺羅莉とは幼い頃からの長い付き合いだが、一族の平穏を乱しかねない彼女に対して激しい憎悪を向けている。逆に綺羅莉からは「あなたたちは保身に走るつまらない人間ね!」と一族を軽蔑している。
生徒会長選挙では「公共財ゲーム」を主催し、ゲームをクリアした蛇喰夢子らに自分の票を分配したが、その裏で参加者の一人である皇伊月と行っていた賭けに勝利し、結果として手持ちの票を増やすことに成功。その後も票を着実に増やし、一時は綺羅莉を超えて1位に君臨していた。
アニメ第2期では、綺羅莉に対する「保険」として、一族を追放された×喰零を連れてきている。
人称・呼称・言葉遣い
- 一人称は一貫して「わたし」。
- 二人称は「おまえ」がメイン。ただし、機嫌が悪かったり激昂したときは「きさま」へと荒れる。
- 呼称は綺羅莉など一族の従姉弟には「名前の呼び捨て」、彼ら以外には「苗字・フルネームの呼び捨て」で呼び、敬称を全く使わない。
- 言葉遣いは女性語メインの綺羅莉に反して、中性口調よりも男子寄りな口調を常用し、敵味方・相手の年齢に関係なく敬語を全く使わず、タメ口で接する。