筑前

ちくぜん

旧令制国（律令国）。現在の福岡県の中部。

かつて存在した旧令制国（律令国）。

7世紀後半に筑紫国を分割して設置された。

国府は御笠郡（現在の太宰府市付近）に設置されたとされるが詳細は不明。

国域は福岡県の主要部を占め、現在の北九州市西部から筑豊地方西半、福岡市とその周辺、朝倉市（筑後川の北側）などに跨がる。

古代には西海道一円の統括と対外交渉のために大宰府が置かれ、その外港である博多が国際的な港湾都市として発展した。江戸時代には黒田長政に始まる福岡藩が国域の大半を領した。

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筑紫 筑後

筑前町：南部の朝倉郡にある。旧夜須町・三輪町が2005年に合併し発足。

筑前煮

豊臣秀吉：織田信長の政権下で筑前守に叙任された。