概要
福岡県の一地方で福岡県の中央部に当たる。筑前と豊前を合成した造語で明治時代に炭鉱の開発が盛んになった際に名付けられた。
江戸時代から石炭の採掘が始まっており、明治時代からは鉄道の発達によりますます採掘が盛んになったが、1960年代からのエネルギー革命により炭鉱は次々と閉山された。
現在では、福岡市および北九州市のベッドタウンとして、また一部地域では自動車工業が盛んになっている(宮若市のトヨタ自動車九州)
江戸時代に長崎街道が通っていた名残として、飯塚市の辺りは「シュガーロード」と呼ばれることがあり、お菓子の名物が多い(例:ひよ子、チロリアン)。
余談
九州の中でも治安が悪い事で有名で、福岡県が修羅の国と言われるのは筑豊地域の影響が大きい。
これは先述の炭鉱全盛期に全国から荒くれ物の炭鉱夫が集まり、定住したことが理由。
そのため、筑豊ナンバーの自動車は「近づいてはいけない車」の定番とされる。
しかし、当たり前だが全員が危険なわけではないため、偏見をもたないようにしよう。