俺は篠崎裕介 ごく一般的なサラリーマンだ
ごく一般的に悩みもある……
最近首が取れやすいのだ
🔧概要
『篠崎くんのメンテ事情』とは、ピクシブシルフにて連載中のファンタジー漫画。
作者:鰤尾 みちる(メイン画像)
現行8巻。
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1話から順々に!
🔧作品紹介
最近“首が取れやすい”ことが悩みのごく普通のサラリーマン・
篠崎くんの元に突然現れた少女・ユーヤケさん。
ユーヤケさんが言うには、篠崎くんは
ユーヤケさんの祖母である魔術師に体を魔改造され、
体内に大量の機械が搭載されているらしい!?
ユーヤケさんに体内の機械のメンテナンスを
受けることになった篠崎くんだが……。
ごく普通のサラリーマン・篠崎くんと魔法使いのユーヤケさん、なぞのくろいいきものグレ。
2人と1匹で贈る少しフシギなゆるゆる魔改造ライフがはじまる――。
(byピクシブシルフ公式)
🔧人物紹介
🔧主な人物
主人公の人蔵人間 篠崎くん
昔からたまに首が外れることがあったがそれを他人に聞くとやばいやつ認定を受けたので(これは恥ずかしいことなんだ)と思い込んで二十数年、どうやら普通の人は首は外れないらしい。
いつの間にか魔法使いに身体を入れ物にする魔法を掛けられて人“蔵”人間にされていたようだ。中身は大量の機械。ノーメンテナンスで、現在も稼働中で、結構やばいらしい。
ユーヤケさんがこのよく分からない状況を治してくれるらしいので、彼女の家兼カフェに毎週お邪魔することになった。
物の出し入れは割とどこからでも。小型機械は首、大型機械は背中、機械を中に入れたまま使うなら腕からが主。
機械趣味の(一応)魔法使い ユーヤケさん
赤月ユーヤケ。死んだ祖母の遺した人蔵人間に機械が大量収納されて20年はノーメンテナンスで稼働中と聞いて震える機械趣味のお姉さん。彼女も一応魔法使いだが魔法はよく分からない。なので首が外れるのはよく分からない事態らしい。
あと人蔵人間を作ると中の空間の広さで税金額が決まるのだが、篠崎の広さがなんかすごいらしくて比例して税金額がやばぁい。高額納税者ランキングをそれだけでトップに立つくらいやばぁい。
大量の機械のメンテ、篠崎の人蔵魔法の修繕、そして金策…やることが…やることが多い…!
謎の黒いの グレ
ユーヤケといつも一緒にいる黒い謎生命。動物の姿を取るが、コロコロと変わる。あと喋る。あと浮く。
ユーヤケの祖母からの付き合い。自分でも自分の正体とかは知らない。昔は山に身体巻いてた。
ぶっきらぼうながら色々と相談に乗ってくれる。
機械趣味な超ド級の魔法使い 赤月マヒル
ユーヤケさんの祖母。篠崎くんに魔法をかけて人蔵人間にした本人。
ユーヤケに機械弄りを仕込んだ愉快な方。魔法の腕もすごかったが、もっぱら機械弄りの方が好きだったらしい。
超級魔法使いの少女 ハザクラさん
鈍崎ハザクラ。魔法使い界の高額納税者トップランカー。つまり有能。
褒められるのが生きがい。生きがい過ぎて褒められると仕事した報酬とかどうでも良くなってしまう。秘書としてはたまに困る上司。
家として亜空間に街を一つ経営する町長さん。自作の街並みと自作の住人と共にお客さんを接待する。
ハザクラさんの秘書兼人蔵人間 倉木さん
倉木明治(くらきあきはる)。ハザクラさんの秘書。人蔵人間もやってる。
秘書として働いていたら人蔵魔法をかけていいか聞かれて了承したら成功されちゃった。
昔は叔母の事務所で気楽に働いていたが、叔母の結婚を機に家を出て職を転々とするようになる。
名前はくらき“めいじ”と名乗るようにしている。
物の出し入れは基本口から行う。貴重品や危険物を入れられている。
記憶消去の常習犯 コンペイトー
記憶消去の魔法で色々と誤魔化して生きてる魔法使い。他人の人生のことを色々と聞くのが趣味。他人に自分を覚えられてるのが嫌だそうで、その場を離れる時は全員記憶消してから離れる。
だが、人蔵人間には記憶消去が効かないため自分で作った人蔵人間都築からも逃げる羽目になった。その後話をして都築とは和解。
人蔵人間にかかる税金の支払いのため魔法局に就職、一般人への記憶消去を仕事にする。でも本人は働きたくない。働きたくない。
ロングスリーパーな人蔵人間 都築さん
都築了太郎。コンペイトーの人蔵人間。街中でよく寝てる。当然職質されることも多い。
コンペイトーの魔法で色々誤魔化してそのまま寝れるようになって本人は幸せらしい。
物の出し入れは腹から。コンペイトーの家になっている。人蔵人間にしては過去最高に狭いらしい。
愉快犯の薬物テロリスト アサシモさん
見た目は嫋やかな女性。でも隙があるとすぐに薬を仕込んでヒトを困らせる困った魔法使い。マヒルさんのご友人。
ヒトを困らせ過ぎて最近は獄中にいること方が世間に居る時間より長くなってきた。やばい人。
薬を扱うエキスパートであり、その実力で数々の人を助けてきた実績があるが、ある時から急にそういうことをし始めた。誰も理由は分からない。
最近、人蔵魔法に興味が出たらしい。
顔面蕎麦の人 フユガレさん
立花フユガレ。古い戦魔女。魔法使い達の中で人蔵人間の扱いが変わった事件「顔面蕎麦事件」の当事者。
当時の人蔵人間の扱いは、戦において中に危険物を大量に詰め込んで敵地に送り込みその場で中身を出させるという物。完全にもの扱い。戦術として使える手段の一つ。
結果、人蔵人間から裁判を起こされ聴衆のいるその場で自身の性癖「顔面に蕎麦をぶっかけられた男に興奮する」を暴露された。…人蔵魔法には被術者に対して、術者の秘匿情報が暴露されるというリスクを持ってるらしい。
以降、彼女のあだ名は「顔面蕎麦の人」になり、その後の歴史から消えたという。
人蔵人間って?
- 魔法使いの空き倉庫。人間を出入り口にして亜空間を作る。
- 魔法使いごとに相性があり、誰にでもかけられる魔法ではない。
- 相性とは別で本人から了承を得る必要がある。
- 人蔵人間は人道的に扱わないと壊れる。被術者が精神的にダメになると亜空間が開かなくなるらしい。
- 広さはマチマチ。
- 空間量で税金が掛かる。→制度が変わり、中身の価値に応じて掛かる様になる。
- 人蔵人間の無管理状態が続いた場合、魔法局で引き取られる。壊れて中身が散らばると大変らしい。人蔵人間に掛かる税金はその場合の処理に使われる予定。
- 昔は魔法使いからの扱いが悪かったらしいが、「顔面蕎麦事件」をきっかけにリスクや管理責任等が面倒になり、現在は基本的に廃れてる方の魔法。人蔵人間の全体数は多くない。