概要
紀宝町は、紀伊半島の南東部に位置し、東紀州地域に含まれている。東は七里御浜で熊野灘に面し、北は御浜町、西は熊野市、南は和歌山県新宮市と接している。
和歌山県との県境には熊野川が流れ、この流域や七里御浜、奈良県、和歌山県との一部にかけては「吉野熊野国立公園」になっている。
町の中央部には、北西部の山々に源を発し熊野川に注ぐ相野谷川が流れており、東部の神内川・井田川を含む流域では、平地には水田が開け、丘陵地にはみかん畑が広がっている。
データ
※人口、世帯数は令和2年4月1日
※面積は平成27年3月6日
歴史
昭和29年、井田村・御船村・相野谷村が合併して旧紀宝町が発足。
この地域は平成16年7月に、「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録され、町内では「七里御浜」、「熊野川」、「御船島」の3ヶ所が世界遺産に登録されている。
平成18年に旧紀宝町と旧鵜殿村の町村合併により紀宝町が誕生した。(これによって三重県から村がなくなった。)