纏足
てんそく
古来から中国では、足の小さい女性が美しいと考えられていた為、美しくなる為の条件として足を小さくしていたとされる。
- 【「童顔・低身長・幼児体型」の東洋的美女の典型:『纏足美女』】
※別の目的では、歩行を困難にして行動を制限して女性を支配する為、或いは、上手く歩けないがゆえにバランスを取ろうとし、内股の筋肉が発達して局部のしまりが良くなる為とされる。
纏足の習慣は唐の末期から始まり、宋の時代から徐々に普及した。
清朝には不衛生を理由に度々禁止令が出されたが、その頃にはすでに文化として定着していたので行われ続けた。
また、台湾でも行われていたが、日本統治時代に悪習と判断されて大々的に追放運動が行われたため短期間で廃れた。
同様に、大陸でも辛亥革命後に「反革命的な悪習」というレッテルを貼られて以降は廃れていき、第二次世界大戦後には中国共産党の支配による思想の近代化などもあり、全く行われなくなった。
現在では70歳以上の女性に纏足を見ることが出来るが、基本的に市井では「過去に存在した悪習」と認知されており、現在では虐待や人権問題に発展しかねないため、新たに行おうとする者は皆無とされている。
まだ骨が柔らかい3-4歳頃に、木綿の布で足を縛り、発育を抑える。このとき発熱するため、主に秋頃に施行された。縛り直す以外は殆ど縛りっぱなしの状態で、その苦痛は夜も寝られぬ程のものであったという。
生涯にわたって三日に一回は消毒し、おおよそ二年かけて、第一段階で親指以外の四本の指を内側に曲げ、第二段階では足の甲を伸ばさず縦に曲げていく。そうして纏足を完成させる。
身も蓋もないことを言えば、無茶苦茶キツい靴下を幼少期から死ぬまで履き続けなければならないようなものであったため、多くの纏足の女性には水虫や感染症のリスクが常に付きまとい、悪化して壊疽を引き起こした結果、足の切断や最悪死亡するなどの悲惨な話も少なくなかったとされている。
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