概要
介護は本来、健康な若者が、衰えた高齢者、体の不自由な者を助け、支える事であるが、高齢者が高齢者に対して介護を施す事。
多くの場合は年老いた配偶者を介護しているケースが多いが、寿命が伸びるにつれ子供や子供の配偶者も高齢化して老老介護状態になることも珍しくない。
結婚歴がない高齢者の場合だと兄弟姉妹や親族から老老介護を受けるケースもあり、中には子供の方が病気や障害のため、年老いた親が年老いた子供の面倒をみる事態に至る場合もある。
介護者が若い場合同様、介護鬱などのリスクが極めて高く、追い詰められて心中に至った悲惨な事件も少なからずある。
介護している側の高齢者もガンなどの重病や認知症などを患ってしまったり、先に亡くなってしまったりで共倒れになる場合もある。最悪の場合、双方とも倒れて死亡後に発見されたケースさえある。
早めに外部の介護サービスを活用する、老健施設を早く手配するなど老老介護にならないようにすることが大事であるが様々な事情からうまくいかないことも多く深刻な問題になっている。
老老介護を公表している有名人
(介護者/被介護者の順で記述)