概要
元はアクアが転生時に与えたチートアイテムの1つ。
クリス曰く、「この世で最も頑強で身に着ける者に勝利をもたらす神器」。
人と同程度の知能を持ち、流暢に話せるだけでなく自由に動ける。鎧なので性別は存在しない筈だが、人格は男性のものとなっている。
以前の持ち主が病死してからは、アクセルの街の悪徳貴族・アンダインの手に渡り保管されていた。
性格
しかしその中身は、尊大な態度・女好き・お調子者というカズマとどこか通じる性格をしており、実際にアイギスを誘き寄せるために開催されたミス女神エリスコンテストでは、カズマと意気投合していた。
一方元々の持ち主だったアクアに対しては、「ロクな女神じゃない」とカズマ同様女として見てない。
能力
上述の頑強さに加え、あらゆる魔法やスキルを無効化し持ち主の傷を自動で癒す力を持つ(自称『歌って踊れるハイブリッドな神器』)。
ただし、自身の魔法やスキルまで無効化してしまうため、魔法が生命線のアークウィザードなどが身に纏うと驚く程ポンコツになってしまう。
作中の動向
神器の悪用を防がんとするクリスとカズマの『銀髪盗賊団』によって盗まれる寸前に喋り出し、クリスの目的を聞いた後には「今さらそんなマネ(世界を救う)したくない」、「(今度の持ち主は)美人系よりも可愛い系がいい」、「当然鎧の下は薄着で頼む」などとワガママを抜かした。
当初はクリスの事を「小僧」呼ばわりし馬鹿にしていたが、上述のミス女神エリスコンテストで女神としての真の姿を現し降臨したクリスの姿を見るや否や態度を一変させ、彼女に執着する様になった。
彼の新しい主人としてミツルギをエリスは選んだが、そこでも結局逃げ出し紅魔の里に辿り着く。
14巻では、新たな族長になるための試練を受けるゆんゆんの護衛を任された。
17巻ではアイリスを主人に選び、王都で彼女と共に魔王の娘との決戦に挑んだ模様。