概要
葉っぱ天国内のオリキャラなりきり板から発足した少女たちの脱獄劇である。囚人と看守、幽霊を含めた7人の少女が主役のギャグとシリアスが入り混じったコメディーストーリー。
登場人物
基本的に暗い過去がある。
ナナコ
本作をスレ立てした本人。普段は部下のいたずらに困り果てる姿を多々見せている主人公的存在。
黒髪をポニーテールで括っていて、金色の瞳をしている。しかし、左目は傷を負っているらしく、普段はマスクや前髪で隠されており、その下を雷羅だけが知っているらしい。
その正体は全世界で指名手配されている怪盗で、部下とともに脱獄の計画を企てている。
基本的に中性的なしゃべり方で、皆にさん付けされている。18歳。
依夢
- イム
本作一の狂人。普段は「ピンク髪はアホ」を体現するアホさを発揮するナナコの仲間。
髪をお団子のように括り、趣味でチャイナ服やらロリータなどを好む。
耳にはごついピアスがバチバチ開けられていたり、赤い目の真ん中に白いハイライトが1つあるだけ、など闇は深い。
ナナコたちとは刑務所内で初めて出会い、脱獄をする、という目的のもと意気投合。
基本的に誰に対してもタメ口であり、明るさを強調している。
何かと爆弾を持ち出してくる危険人物であるが、仲間との仲はもちろん、何か通づるモノでもあるのか、千夏とは特に良い模様。
イムーさんという怪談のメリーさんから来たあだ名があり、本人も「雷ちゃん」「ちなっちゃん」「こーちゃん」など、あだ名をやたらつけたがる。
境野雷羅
- サカノライラ
作中一の病弱。普段はナナコの右腕的存在であったり、刑務所の外の情報をみんなに伝えるなど、仕事の速さを見せる部分も。
腰よりある黒髪を無造作に垂れ流し、赤い目をしたか弱き少女。高校生ながらに小学生としか思えないほどの身長をコンプレックスに思っているらしい。また、アルビノであり、赤い目や白い肌などの特徴を持つ。
そんな彼女だが、誰よりもパソコンに強く、情報収集や情報改変などはお手の物。敵に回したらスマホやパソコンがどうなるかは想像もつかない。そしてそれは雷羅の上司の怒りを買うことにもなるので絶対にするべきではない。
基本「～だし」「～から」とそっけない口調をしているが、すごくいい子である。
ナナコにはかなり信頼されているようで、できる部下として以外でも溺愛されている。
千夏
- チナツ
作中一のいたずらっ子。普段は依夢と一緒にナナコへのいたずらを企てては、ナナコに怒られ、それでもいたずらをする、というお決まりのパターンのもと、依夢と共にアホの子街道を突っ走っている。
オレンジ髪のポニーテール、茶色い目などもあってか、妙に柴犬っぽさがある。
ナナコにいたずらしては怒られ、を繰り返すが、決して互いに嫌い合っているわけではなく、仲の良さの上に成り立つじゃれ合いであり、信頼し合っている。部下という関係からか、基本的に誰に対しても敬語である。
新憐幸奈
- シンレンコウナ
作中一の乙女。普段はお姉さん、世話焼きキャラであるが、実はメンバー加入の順番では一番遅い。
ピンク髪のポニーテールをしていて、過去に彼氏がいたことが公言されている。
本作の中の人の二次創作では暴走するイムちなに振り回されたり、女子力の高さが強調されたりしている。ただ、幸奈本人も癖はあり、基本「～ですかぁ」など、ぶりっ子っぽい言動も見られる。
誰に対しても敬語。
新見川すみれ
- ニイミカワスミレ
作中一の仕事人。上記のキャラたちが囚人であるのに対し、すみれは看守である。
身長の低い高校生、黒髪ロングと、雷羅と見た目の共通点が多い。
なお、ごついブーツを履いていたり、常にモーニングスターを持っていたりするが花柄がプリントされたナース服を模した看守服を着たりと意外と乙女趣味。
言動からてきぱきと常に刑務所の激務をこなしているようだが、仕事や上司の愚痴を囚人たちに漏らしたりと毒をもつような一面も。下記の彩目とは親友であり、「彩ちゃん」「すみちゃん」と互いにあだ名で呼び合い、刑務所に来る前からの仲。だからか、常に溺愛されている。
虹香彩目
- アヤメ
作中一謎にまみれた少女。
ふんわりした金髪、スタイル良し、というモデル的キャラクターなのは、実際に生前モデルだったからである。総合ステータス的に言えば最も高いが、あくまで総合であり、雷羅のパソコン能力など、他の人の得意分野に勝てるわけではない。すみれを溺愛しており、どこまでもすみちゃんラブ、すみちゃん本位な考えである。本作ではすでに個人であるため、最初から「幽霊」として登場する。
すみれを刑務所から解放するため、という理由で刑務所にいるが、実際には「回想の欠片」と呼ばれるトラウマを集めている。
また、幽霊と言っても怪談的幽霊というよりは、科学技術の進歩によるものと解釈した方が正しい。
16歳。
ネタバレ(殺人といった言葉が含まれるため注意)
- 刑務所
正式名称はノクターナル刑務所。ナナコたちが集められた場所で、食堂やカウンセラー室等それなりの施設がある。
しかし、ただの刑務所でなく、実はネット等世界の技術を集めて作られた電脳世界である。
つまり、ナナコたちも実態ではないが限りなく実態に近い、ゲームで言うアバターである。
- キャラクター
ただの囚人でなく、すみれと彩目を除く全員が余命50日の死刑囚である。
また先述の通り、キャラ一人一人に重い過去、またはトラウマがある。
罪状＆過去
ナナコ…怪盗。目の傷が関係するらしく、先述の兄はすでに故人である模様。
また、ナナコには「死ぬとループする」力があり、彼女にだけすべての記憶がある。
雷羅……〃、父親から重度の虐待を受けており、時折思い出してパニックになることがある。
千夏……〃、不明。
依夢…通っていた学校、有名企業の爆破。・実は両片思いだった先輩がいる。
・クラスになじめず、全員から無視されていたため、存在の認識を強く願い心が壊れた。
・彩目から「みんなのトラウマを覗くことができる扇子」を渡されているが、使えば大事な記憶が消えてしまうらしい。
幸奈…殺人。浮気した彼氏を殺害したことが明かされている。
すみれ…オリジナルはすでに死んでいるらしい。彩目が事故死した際に運転手を殺そうとするも彩目にとめられ、彩目の夢であった看守になることを決意。
彩目…すみれに心から執着しているわけではない、と説明されたり、未だに真意を明かしていなかったり、マジックアイテムを持っていたりと、怪しさを感じさせることも多々。
