もしかして⇒食った分胸にいくマリー
概要
集英社『週刊少年ジャンプ』にて『べるぜバブ』を連載していた田村隆平による、次の作品。新境地バトルラブコメ。話数単位は「ペコ○○」。全4巻。
恐らく、読み切り作品の『タイガー兄とドラゴン』から構想を得た連載作であると考えられる。なお、この読み切り作品は『腹ペコのマリー』第4巻に収録されている。
ストーリー
道教の家柄である主人公の美女木タイガは、友人のマモルとともにお化け屋敷として有名な近所の教会に行き、鷺宮アンナと会い初めて恋をする。しかし、家同士の因縁から会うことを禁止され、初恋は始まる前に終わった、そのはずだった。
初対面から6年が経った今、まだタイガはアンナにうまく話しかけられないでいた。
学校の帰り道アンナがフランス王朝最後の王女、マリー・テレーズ・シャルロットを降霊しているところを見てしまい、降霊の生贄として教会に拉致されてしまう。そこでアンナのマリー・テレーズに対する思いを聞き、タイガはアンナに告白する。しかしその直後、タイガに落雷が直撃し、なんとタイガの身体はマリー・テレーズとなってしまった……!
主要人物
- 美女木タイガ
男子校に通う。道教の家柄。鷺宮への恋心をこじらせている。カンフーを操り、喧嘩がとても強い。
隣に住んでいるアンナに恋心を抱いており、降霊の際に告白したが、その瞬間に落雷が直撃。
マリー・テレーズの身体に魂を宿した状態になってしまう。
- マリー・テレーズ・シャルロット
フランス王朝最後の王女である、マリー・アントワネットの娘。
生前の幽閉生活の影響からか、空腹になりやすく、その際はタイガの身体を借りた状態で現世に現れる。
現世のお菓子を大層気に入っているようであり、エンゼルパイを食べた際には涙を流した。
- 鷺宮アンナ
聖アントワーヌ学院に通うお嬢様な教会の少女。マリー・テレーズをこの世に蘇らせるという野望がある。タイガのことは嫌ってはいないようだが……。
- マモル
幼少期はいじめられっ子だったが、現在は眼鏡を掛けたチャラい男に変貌している。タイガのアンナへの恋心を知っている。
関連タグ
次作→灼熱のニライカナイ
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