CV:楠大典
人物像
GAUS2号機のナビゲーターを務める大柄な体格の男性。38歳。
陸上自衛隊一等陸尉の肩書を持つ近接格闘術のエキスパートだがどういうわけか執事に憧れており、共に2号機に乗り組むパイロットであるソフィー・ノエルに付き従い、車の運転や身の回りの世話をしている。
その憧れぶりは周囲の人々に自身を『セバスチャン』と呼ばせるほどで、口ぶりも執事らしく礼儀正しいが、時折慇懃な面が表に出る辺りから彼が『執事キャラ』を努めて作っていることが窺える。
また、服装面(黒のスーツに胸元を大きく開けた紫のシャツを着用)についても執事としてはやや無頓着なところが見られる。
エフィドルグとの戦いが激化しGAUS各機が単座に改造されて以降は2号機のパイロットとなる。GAUSを降ろされてしまったソフィーからは「もう迎えをしなくてよい」と主従関係を解消されるが、それでも一途にソフィーのことを気遣い続けていた。
死闘、そして生還
第21話で描かれた黒部ダム防衛戦において、ソフィーをはじめとする避難者を乗せたバスを守るためスパイダーを巻き添えにGAUS2号機を自爆させ生死不明となる。
もともと戦闘中に怪我を負っていたこともあって生存は絶望的であると劇中人物・視聴者ともに悲嘆に暮れていたが、第24話での黒部ダム奪還戦においてなんと生存していることが判明。パイロットスーツが大きく破れ、顔には髭をたくわえたスパルタンな姿で再登場し(おそらくは黒部ダムの周辺で、敵の目を逃れながらサバイバルを行っていたものと推測される)、GAUS1号機で戦うソフィーを爆弾でサポートした。さらに半壊したGAUS2号機の上半身を操作してスパイダーに一矢報い、ムエッタの勝利に貢献もしている。