概要
草壁操は11eyesに登場するキャラクターで、黒騎士の1人であるスペルビアの正体である。作中内では草壁一族の歴史上最強の女陰陽師と呼ばれている。
人物
草壁流の二刀兵法を極め、「忌剣」のすべてを習得した天才女剣士。有能な術師だったが、草壁遼一と同じく一族の禁忌であるほかの術系統(西洋魔術)にまで手を出した為、破門になった。美鈴の憧れであり、目標である。
70年ほど前に破門にされた際、草壁宝剣である鬼切と蜘蛛切を持ち出している。(この事が要因で草壁七剣が草壁五宝になってしまう。)
また、己の命を代償にする妖刀「真打・童子切安綱」に対して、「己の命を対価とする武器など、武器として論外。」と継承を拒否するなど、武器に対しても非常にこだわりを持っている。
経歴
過去(Resona Forma)
破門された後は世界中を旅しながら独自に術を学び、強化させていった。大戦前にバチカンへ行き、禁書目録聖省と関わりを持つようになった。大戦時に討伐隊と共に日本へと案内役として戻ることになった。
その後、リーゼロッテとの戦闘で自身を除くメンバーが戦闘不能になってしまった事により、絶望しかけるが、ゲオルギウスによる必死の禁術で辛うじて生き長らえる。そして、戦闘不能になってしまったメンバー達の魂魄を闇精霊(ラルヴァ)に括りつけ黒騎士の姿へ転生させる術式を唱え、自身も来るべき時の為に自身の姿を黒騎士に変える事を決意する。
本編
そして時は満ち、駆を含む虚無の魔石を取り込んだ主要メンバー(もう1人のメンバーである栞は後ほど参戦する為、操とは面識が無い。)の前に現れ、美鈴を圧倒する程の威圧を与えて、その場を去る。その後、主人公である駆と自身の子孫でもある美鈴を含めたメンバー同士の恋愛感情に意表を突く形で、メンバーの1人である賢久の恩人であり、養護教諭である高嶺彩子を目の前で殺害する。(アニメ版では殺害描写が異なる。)この事が原因で賢久の怒りを爆発させ、彼の発火能力を暴走させてしまう。
その後、同じ草壁流陰陽道を使う美鈴と戦闘になるものの、自身の二刀流技術、自身が修得している忌剣を行使した事により、美鈴が所有していた火車切と鉋切を破壊し、彼女を戦意喪失させる程の実力差を見せつけ、その場を去る。(両者の戦闘の最中とは別に、暴走していた賢久は想い人である雪子に殺害される。)
その後、賢久以外のメンバーに過去の真実そしてメンバーには虚無の魔石が取り込まれている事を告げる。
そして、最終決戦は美鈴との一騎打ち。美鈴は切り札である真打・童子切安綱を使用するが、憧れの人物だけあって実力差は見えていたものの、鬼牙絶刀により蜘蛛切を折られ、敗北する。全てが終わった後、鬼切と蜘蛛切は草壁家へ返還されている。
戦闘
主に鬼切と蜘蛛切を用いた二刀流スタイルである。戦闘能力も歴史上最強と言われるだけあって、二刀流技術、陰陽道、剣技である「忌剣」を全て習得している。
武器
鬼切
草壁七剣の1つ。主に右手で使用している。剣の能力かは不明だが、切りつけた相手の治癒能力も低下させるがある模様。(事実、死んでも可笑しくない程の重傷でも完全に治癒が出来る雪子は鬼切に切りつけられた後も完全に治癒出来ていなかった。)
蜘蛛切
草壁七剣の1つ。主に左手で使用している。剣の能力は不明。
剣技、忌剣
飛翔術,青魂青龍(せいこんせいりゅう)
詠唱:乙卯(いつぼう)の気色を以って、天翼を得ん!
飛刀術「奔月」
天剣草壁(防御)
草壁操のオリジナル技。二本の刀を十字に合わせ、結界の通路を作り、あらゆる攻撃を放った相手に跳ねかえしてしまう。
忌剣 吼丸(ほえまる)
Resona Formaでは強化版である吼丸改も使用している。
忌剣 暁鴉(あけがらす)
劫の眼を使い、美鈴との訓練を行った駆も使用している。
忌剣 友切
詠唱:一身八頭、宇佐八幡が忌む名を以って、千胴を落とし、鬼骨を断つ。忌剣、友切!
忌剣 蟲喰(むしばみ)
忌剣 夜駆け
美鈴も使用している。
忌剣 斬月
美鈴も使用している。また、ミナシゴノシゴトコラボで登場した美鈴のスキルとしても登場している。
忌剣 八握脛(やつかはぎ)
本来は蜘蛛切専用剣技であるが、美鈴も使用している。
陰陽道
イタチの式神 オンキリカクヤソワカ
詠唱:御奉るは息絶つ神、元亨利貞
鷹の式神,寒(かん)の病葉(わくらば)
詠唱:烏鷺(うろ)の椿、鷹田(とがり)の習いに、劫(こう)を攫(か)く!!剣峰鷹隼(けんぽうようせん)、急々如律令!
火の鳥の式神,玉帝勅吾(ぎょくていちょくご)
詠唱:愛宕の山に羽々(はば)追えば、勝軍(しゃぐじ)魔縁の山神楽!火焔呪、急々如律令!
関連タグ
草壁遼一…自身の憧れの人物であり、前作である3daysの主要人物。
草壁美鈴…自身の子孫でもあり、憧れの対象にされている。
皐月駆…最初は全くの無関係者だったが、「赤い夜」の一件で興味を示している。