菩提芳泉とは、東方オリジナルキャラクターの一人。
概要
菩提芳泉
(Bodai Yosimi)
種族 :不明(人形の体を持った人間)
能力 :理想の体を操る程度の能力
二つ名 :儚い夢の傀儡
所在 :不明
職業 :不明
テーマ曲:無し
黒緑色の短髪と、茜色の瞳を持つ。長袖のブラウスと短パン、淵がナイトキャップの様なフリルになっている帽子を着用。ネクタイの様な形状の飾りから出ている紐は、背面で交差し両肩に繋がっている。
いかろ自身の東オリ作品には関与しない存在だが、東方霊嵐崎へ参戦する事になった。
能力
自分のお気に入りである人形を、自分の体として意の侭に動かす能力。自分の体と化した人形は、大きさや質感などが人間のそれと大差なくなる。また、些か身体能力も向上する。満月や霊力などの外的要因にも影響される。
バックボーンの様なもの
「うちにはうちの求めた世界があるんよ。じゃけぇ、もう手放さねーけん、この世界を」
元々外の世界から流れ着いた存在。後述の様に元々は重い病を患った普通の人間であった。にもかかわらず明るい性格の持ち主。また、中国地方の某県辺りの方言の様な喋り方をする。
能力を手に入れた経緯
彼女は生前、重度の病で病室から一歩も出る事の出来ない体で、病室と窓から見える僅かな景色が彼女の世界の全てであった。
そんな彼女の心の救いは、幼少時代から大事にしていた人形であった。
部屋の外に出る事を夢見ていた彼女は、何時しか人形を自分の体として
動かす事が出来る様になる。やがて彼女が植物状態になろうとも、人形の体さえあれば人知れず何処にでもいく事が出来た。
しかし、彼女がいつもの様に人形に取り憑いている最中に本当の肉体の方に寿命が訪れてしまう。
無論、誰が彼女が人形の体を持っているとは言え未だ生きてると思うだろうか?魂無き肉体だけが葬儀に送られ、元あるべき体を失った彼女は、やがて居場所を無くし、両親の死後を以て存在を忘れられていった。
親族曰く、彼女の最期はとても幸せな夢を見ているかの様な、安らかな顔だったらしい。