概要
天罡星三十六星の天立星の生まれ変わりで、序列十五位の好漢。
元東平府の兵馬都監(所謂、軍の総司令官)。
あだ名は「双槍将(そうそうしょう)」。由来は彼が得物として両手で扱う二本の槍から。
武芸だけではなく、礼教・学問・管弦にも通じている。戦いでは常に「英雄双鎗将」「風流万戸侯」の旗印を掲げていた。
登場は第69回と梁山泊の頭領の中ではかなり遅く、入山はほとんど最後の方。
来歴
梁山泊が宋江と盧俊義のどちらかを首領と決めるために東平府・東昌府をそれぞれ攻めた時に登場する。
宋江率いる梁山泊軍が攻めてくるとそれを迎え撃ち、得意の双鎗で韓滔・徐寧を退けるが、深追いした結果捕虜となり、宋江の説得で梁山泊に加わる。その後、東昌府の張清と戦うが勝敗はつかなかった。
入山後は、多くの戦場で得意の石礫投げで活躍し、のちに五虎将の一人に選ばれる。