概要
神経質かつ冷徹でツンとしたぶっきらぼうに見え恐れられることも多いが捜査に対する並ならぬ執念と部下に対する想いは強い。
小柄な体格と童顔から実年齢より遥かに若く見られることが多く、未成年と間違えられることもあるが、青木一行よりも12歳年上で、岡部靖文よりも年下である。また、女性と見紛うばかりの美貌の持ち主でもある。
「第九」創生期からの唯一のメンバーで、「第九」が扱った凶悪事件の全てに関わっており、それらが脳に「記憶」されているため、命を狙われることも多々ある。
驚異的な記憶力、人間離れした動体視力、鋭い洞察眼を持っている。それほど非常に有能である反面、興奮すると手当たり次第に物を投げたり自傷行為をするなど、仲間想いで気が強く、ヒステリックな癖がある。自身の職務に対する厳しさから部下の不手際を激しく叱責することも多い。「第九」を辞職する者のうち半数は、彼との意見の不一致を理由に辞めるそうである。
また、生い立ちが非常に悲惨であり警察官になったのもその事件の影響が強い。
原作では不安定で脆い性格を強調されているが、アニメ版では極めて冷静的でもあり、滅多に動揺したり激昂することはなく的確に捜査を指揮している。自らのトラウマである貝沼事件において卒倒するものの、終始冷静沈着であった。