大迷惑ハリケーンラッパー
概要
CV:田中あいみ
藤野やよいとは、『アリス・ギア・アイギス』のキャラクター。
エンパイア中野所属のアクトレス。
彼女の行くところは、どこでもストリート。事務所でも宇宙でも、空気なんて読まずにラップで語る。
かつてエンパイア中野へ出向していた四谷ゆみとなにかあったらしい。
下落合桃歌とはエンパイヤ中野での同僚であり、互いに文句言ったり言い割れたりしながらも時には助け合ったりする親友でもある模様。
この他、本編初登場時に日向リンがラップのノリを気に入ったようで、後の時系列となるキャラエピソードでラップを教えてもらうなど交流している事が描写されている。
本編やエンパイヤ中野関連のアクトレスのエピソード以外での出番が少なく、ラップがうるさいだけの女と思われがちだが、実は彼女は文学少女である。
当人曰く図書館の本をコンプリートするほど本を読み漁る(ラップの語彙が豊富なのもこの経験が活きているものと思われる)一方、コミュニケーションは苦手だったようでクラスメイトとも目が合わせられなかった模様。
そして当初は小説家を夢見て自作の小説を持ち込むも、そこで作品を酷評された事で大きな挫折を経験する。
そのまま彷徨った先でラップの舞台に出会い、言葉で殴りあうその世界に大きな刺激を受け、ラップにのめり込むようになった、と言うのがラッパーに至るまでの経緯だったりする。
実のところ常にラップを使おうとするのも、上記の通り本来の彼女がコミュニケーションをとるのを苦手としており、またラップを使っている間は強くいられるという面が大きい模様。
実際ラップを禁止されてしまうと途端に勢いがなくなってしまい、内気な性格を窺わせる喋り方になってしまうのだ。
また、絆エピソード前半では上記の過去もあってか本来の自分をさらけ出すのを避けていた面もあり、経歴を偽ろうとして桃歌に怒られる一幕もあった。
弱い犬ほどよく吠える、という言葉があるが実際問題彼女は専用ギアのモチーフ通りチキンハートを抱えているのだ。
この他、イベント「タマちゃん探検隊」では前髪で目を隠し三つ編みにした髪型と、ワンピースを着て、口調もラップではなく普通になっているという普段のラッパー姿とは大きく印象の異なる格好で多くのプレイヤーを驚愕させた(この口調はアナザーキャラとして『藤野やよい/無常』の名称で実装されており専用武器ギアも分岐進化で本型のものに進化できるようになっていて髪型もアクセサリーで三つ編みにできる)。
また、それまでのラッパーとしての経験が活きたのか、この時販売した小説はシタラから見て読書家の文嘉へのお土産に最適と評価されている。