概要
マクロスFシリーズを通して初のランカ・リー単独の専用ライブシーンがこの虹色クマクマである。
虹色クマクマという表記はパソコンに取り込んだときなどの表記であり、CDの裏には虹いろ・クマクマと表記されている。本当の表記では「虹いろ」と「クマクマ」の間にクマのマークが入る。
ライブシーン
2人のランカが飛ぶ、ミュージカル調ライブ
貧しい身なりの、裸足の臆病な少女ランカ(魔法使いと出会う前のシンデレラを象徴していると思われる)が、魔法少女ランカに心のカギをもらう。鍵を開けた少女は妖精ランカに生まれ変わる!
希望あふれる夢いっぱいのファンタジーランド。七色の光の中、ランカたちが空を舞う!
ライブシーンメイキング
ランカのライブパートの主要スタッフ
絵コンテ:河森正治、演出:酒井和夫、作画監督:小峰正頼。
コレオグラファー(振付師)のERICAがつけた動きを参考に、アニメーターたちが丁寧に作画している。
見所はファンタジックな背景美術。中世ファンタジーのイメージをベースに、絵本調で描かれている。
さらにページをめくると、ポップアップ絵本のように次々と舞台が転換。
セットはCGでつくられているが、アナログのバラバラとした雰囲気が大事に残されており、全体的に懐かしいテイストが感じられる。(マクロペディアより一部引用)
観客と一体化していくライブステージ
魔法少女ランカと妖精ランカはハートのバトンを胸に、クマのぬいぐるみといっしょにかわいらしくポーズを決める。
観客を圧倒するシェリルのライブとは違い、ランカは観客と一体化するライブのイメージ。(マクロペディアより引用)
裏話(マクロペディア参照)
妖精ランカの分身である、たくさんの小さな妖精。彼女たちは観客の服をドレスに変身させる。
これは入場チケットの中にランダムで「当たり」が混ざっており、「当たり」のチケットを持っている人は、ランカの魔法により服が変わるという仕掛けになっている。
この衣装チェンジの技術は、初代劇場版「超時空要塞マクロス~愛おぼえていますか~」の1シーンにもあるため、気づいたシリーズファンは多いことだろう。
ポップアップ絵本のようなライブの舞台が特徴的だが、実はあのファンタジックな背景は美術スタッフのBRUNET STANISLAS氏が実際にペーパークラフトでポップアップ絵本を作り上げている。
このペーパークラフトを参考にしてCGスタッフがアニメーションをつくりあげた。