概要
実際の蛇の目は2種類あり、昼行性の蛇の目は人間と同じように瞳孔が丸く、夜行性の蛇(ハブなど)の目は猫に似た縦に長い瞳孔を持つ。が、イラストなど創作作品上は後者の「縦長の瞳」が蛇の目として描かれる場合が多い。また、多くは“吊り目”とセットで描かれる。
漢字では「蛇目」とも書かれるが、Pixiv上のタグは某蛇眼神奈子様の影響で「蛇眼」の表記が多いので、本記事もそれに従う。仮名では音読みで「じゃがん」とも読まれる。
「蛇眼」と「猫目」
蛇眼とよく似た目に「猫の目」がある。どちらもイメージは「縦長の瞳孔」ではあるが、「目以外の部分」で差別化(描き分け)する描き手が多いようだ。「蛇は爬虫類、猫は哺乳類」なので、例えば、
また、一般的には“蛇”という動物のイメージから、蛇目のほうがより邪悪な存在として描かれる傾向がある。が、それもまた時によりけりである。