蠍田幸子
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さそりださちこ
朝野やぐらによる漫画『灼熱の卓球娘』の登場人物。
くるりらの在籍する卓球部では最も活発で威勢の良い性格をしており、卓球勝負にも常に余裕と自信に満ちた姿勢で臨む。
部に入った理由もくるりと石榴によるハイレベルかつ互角な練習に感銘を受け、彼女達の座へ至りたいという野望からである等、根拠は無いものの自身の未来と可能性を見据えたポジティブさは誰にも負けない。
その心理からか、作中ではたびたび自分を『次期部長』と称しており、周囲にもそのように扱うよう吹聴している。
...が、肝心の仲間達には微塵も信用されていない為、全員から「無理」と総ツッコミされ涙目になるのが御約束となっている。
また次期部長を称しているだけあって、前部長のくるりと現部長の柘榴への憧憬の念も強いようで、雀が原との練習試合では二人の勝利を確信しており、上矢あがりとの試合で劣勢になった柘榴には思わず椅子から立ち上がって声援を送り、あがりに柘榴、旋風こよりにくるりが敗れても其の試合内容に想いは揺らぐことは無かった。
もっともくるりの課すスパルタ練習にはそれを乗り越えてきた自負心が大きな自信となってはいるものの、他の部員と同様に少し閉口気味のようである。
プレースタイルはカット主戦型。持ち味は卓球台から後ろに離れて山なりに玉を打つ事で、それを相手が打ち返した際には後方に居るが故の余裕ある距離により高確率で返り討ちにし、自分が打つ際には高く跳ね上がる絶好球と見せかけて相手エリアへ向け突き刺すように墜落させ反撃のタイミングを狂わせる『ロブ(ロビング)』。
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