「待っていたぜぇ モナドの使い手ェ」
cv:玄田哲章
概要
コロニー6を襲撃したフェイスで、「《褐》のゾード」と名乗っている。武器は右手に携えた巨大なハンマー。黒いフェイスがモナドの使い手によって傷つけられたことを知り、巨神脚のラセン谷でシュルク・ライン・カルナの前に姿を現す。またこのときシュルクおよび初見プレイヤーに喋る機神兵がいると認知させた(黒のフェイスは初登場時一言も喋らなかったため)
直前の戦闘で新たなモナドアーツ「疾」を発動させたシュルクたちがこれに挑むも、黒いフェイスと同じくモナドの攻撃が通じないために歯が立たず、カルナの弟であるジュジュを拉致して去ってしまう。
コロニー6の中央採掘場の最奥部を根城としてコロニーの人々を喰らっていたが、ジュジュを奪還するため駆けつけたシュルクらとの戦闘の最中にオダマによって隙を突かれ、エーテル流の中に転落。それでも採掘場から脱出するシュルクたちに追撃を加えるが、灼熱のエーテル流に全身を焼かれたためかモナドを防げなくなり、撃退された。
死の間際にはその時点でのモナドが"封印を解かれていない"状態であることや、フェイスの正体についてのヒントを遺すなど、シュルクたちやプレイヤーにいくつかの示唆を与える。
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ネタバレ
他のフェイスと同様にホムスがコアユニットとして組み込まれている。ゾードは生身の姿こそ出てこないものの、コロニー9の街人から生前「鍛冶屋のゾード」と呼ばれて有名だった人物がいることがうかがえる。ゾードはホムス時の記憶が曖昧であった(かつてホムスだったこと自体は自覚している)が、褐(かち)のゾードと名乗っているのは断片的な記憶の名残であるとみられる。またフェイスの武器は皆基本的にホムス時に得意としていたものを反映していることもあり、ハンマーを使う鍛冶屋であった彼がその正体であることはほぼ間違いないと考えられる。
褐色のフェイスは量産型であり、ゾードはその中の1機に過ぎない。後のストーリーではハンマーではなく有機生命体を腐らせる特殊な槍を装備した機体が多数登場し、ガラハド要塞でのムムカ戦ではお供として2体と戦うほか、機神界内部ではフィールド上に通常敵として配置されている。なお、喋るのはゾードだけである。