概要
妻は西住しほ。
職業は自動車工である。
劇場版ノベライズでは、直接登場していないが、しほの口からまほとエリカが搭乗するティーガーⅠ、ティーガーⅡの整備を行ったことが判明する。また、性格は寡黙で自己主張が少ないが、多少乱暴に扱っても壊れないように調整できるなど優れた整備技術を持っている。今のところ顔は明かされておらず、二次創作上では架空の姿で描かれることも多い。
もっとらぶらぶ作戦です!での活躍
※以下ネタバレ注意
作中で登場しているが、先述した通り顔は明らかにされていない(着ぐるみを被っていたり、顔が見切れたりしているなど)。
みほとまほが幼少期の頃、宴会用の着ぐるみを家に大量の持ってきた際、その中にボコられグマの着ぐるみがあるのを発見したしほが、みほを喜ばせるためにそれを着て会いに行った後、敵キャラのきぐるみを着てみほ達の前に現れる。
しかしボコのキャラ設定上敵キャラには負けなくてはならないため、しほは身振り手振りで自分を殴るように促したが、常夫は「後が怖い」と嫌がり、しほと「こ、怖くないわよ! 早くしなさい!」「でもなー」とやはり身振り手振りでの押し問答を続ける。仕方なく妻の扮するボコを倒そうとするも、しほの驚異的な反射神経ですべての攻撃をかわされてしまい(奇しくも『最終章』でみほもその反射神経を披露している)、それによってみほがどんどん困惑してしまう。
しかし、まほが機転(?)を利かせて「やられたら私達が酷い目に遭わされるから、今度のボコは敵をやっつけるよ」と説明してしまったため、しほに思いっきり顔面を殴られて倒れる(殴られて飛んでいった着ぐるみの頭は、偶然家のそばを歩いていた逸見エリカのもとに転がって行き、彼女を怖がらせた)。
出典
2013年4月1日から6月28日までの間に茨城県大洗町で発行された西住みほの特別住民票にて氏名が明らかになった。
詳細については判明していない事柄の方が多く、2013年2月28日発行の『別冊spoon.Vol 32』に掲載されている脚本家の吉田玲子氏と作画監督の杉本功、チーフプロデューサーの湯川淳へのインタビューにてその存在に触れられている。
・12P
吉田『西住家には自動車の整備が好きな優しいお父さんがじつはいるんです。出てこないんですけど、お父さん、いないわけじゃないんです』
・27P
――お母さん若いですよね。
湯川『若くして旦那さんをゲットして。お父さんはじつは自動車工なんです』
――それ聞きました。家族関係が吉田さんの中で脳内再生されていくの、おもしろいですね(笑)。
杉本『たぶんお母さんは今時のツンデレキャラで、みほはお父さん似ですね(笑)。お父さんは婿養子なんですよ。』
また、TVシリーズBD特典の描きおろしイラストトランプのしほのカードに、常夫らしき人物の腕が映り込んでいる。