関西を中心とした33の寺院と番外札所からなる巡礼路。徳道上人が始め、花山法皇によって再興された。
四国八十八ヶ所の関西版のようなものだが、こちらの方が歴史的に古い。
和歌山県の青岸渡寺から始まり、岐阜県の華厳寺で終わる。
清水寺や石山寺・三井寺・長谷寺など、知名度が高く規模の大きな寺院が多い。
札所
紀伊国
- 1 青岸渡寺
熊野那智大社の隣にある。二番札所までの距離が相当長く、特急列車を使っても約4時間かかる。それ以降は短めの間隔になる。
和泉国
- 4 旋福寺
札所まで続く車道がなく山道を歩いて登らなければならない。後述の上醍醐准胝堂に次ぐ難所。
河内国
- 5 葛井寺
大和国
長谷寺の隣にある。
- 9 興福寺南円堂
山城国
醍醐寺から山道を数十分登ったところにあり、札所まで続く車道がない西国三十三所随一の難所。
近江国(南部)
山城国(京都市内)
- 番外札所 元慶寺
- 15 今熊野観音寺
- 16 清水寺
言わずと知れた名刹。
華道発祥の地としても知られる。
丹波国
- 21 穴太寺
摂津国
播磨国
駐車場からロープウェイで行ける。ラストサムライのロケ地としても知られる。
丹後国
- 28 成相寺
天橋立を見下ろす場所にある。
- 29 松尾寺
近江国(北部)
- 30 宝厳寺
美濃国
- 33 華厳寺
紅葉の名所としても知られる。