概要
特定の技術や技法・技能を、正式に教えを乞うた上で本格的な指導を受けたのではなく、他者が用いているところやその結果を見ているうちに自然と習い覚え、似通った技を身に着けること。またはそのように習得した技術・技法・技能を指す。
多くの場合、正当な指導を受けたものと比較して精度などは劣っている場合が多い。
あるいは正式な指導を受けていても、修練の不足などにより一人前の仕上がりに達していない場合などにこれを指摘する、あるいは謙遜の意味で「見よう見まね」と言うこともある。
生来の適性が高い者、関連する基礎の技術や身体機能といった素養があるものなら、見よう見まねでも正当な習得者と互角以上の技量に至ったり、伝統的な技術の継承者が克服できずにいる部分をあっさりクリアしてしまうようなこともあり得る。
厳しい観点だと「下位互換」「劣化コピー」といった風にも見られがちだが、時にはそれらがオリジナルとは全く異なる一つの技術へと発展する事も。
関連タグ
春日野さくら:ある意味でも見よう見まねが一番当てはまるであろう人物。