概要
「下積み時代」とも。
現在テレビで大活躍している芸人、タレント、俳優は一軒家やマンション、グリーン車やスーパーシートでの移動、更には高級車まで購入する程の豪遊ぶりだが、そんな彼らもまだデビューしたての頃は今とは真逆の地獄のような貧困生活を体験している。
主な例
キングオブコントで優勝するまでは仕事は月に一度のライブのみだった。その為、二人ともバイト漬けの生活で小峠は害虫駆除のバイト。西村はコールセンターのバイトを8年ほど続けていた。因みに決勝当日は夜勤バイト明けでの出演だったのでそれ程追い込まれていた状態だったという。
M-1グランプリ2020の決勝に進出するまでは二人ともまさに絵に描いたような貧乏生活を送っていた。長谷川は松屋で夜勤のバイトの週5日を10年続け、渡辺は荷下ろしのバイトやテレクラのバイトなどを掛け持ちながらの状態だった。特に長谷川はブレイク前は築40年のフロ無し、エアコン無しの木造アパートに住んでおり、電気代もまともに払えず電気は止められ、信号の光で髭を剃って生活しており、しまいにはギャンブルによる借金で首が回らなくなり、自己破産を相方に勧められたり、いまだに後輩芸人に数百円単位の金を借りていたという程の貧乏生活だった。加え、虫歯が出来ても歯医者に診療する金すら無かった為、結果次々と歯が抜けて今では奥歯がない状態になってしまったという。
地元の福岡時代から全く売れず、上京してフリーで活動するも泣かず飛ばずの繰り返しで、副業でホストとして働くも失敗続きで、挙げ句の果てには交際女性の二股相手から毎晩アパートに押しかけられ、アパートを逃げ出しホームレスになるまで追い詰められていた。その後は九州に帰郷し、引きこもりになりながらもネタを書き続けたおかげでサンミュージックからオファーがかかり、エンタの神様に出演したのを機に一躍有名となる。
同期の大泉洋や戸次重幸が次々とブレイクしていく中、未だに彼だけが取り残され、後の水曜どうでしょうでonちゃんとして大活躍するまでは札幌市内のホテルの朝食バイキングのスタッフバイトをしており、食事もキャベツだけで一週間凌いだ程の貧乏生活だった。その為、番組に出演した際にこの社長のところじゃ食えないんですよ!とぼやいていた。
少年時代に一家が離散して以降は祖父母の元で生活しており、その頃から食べ物にも事欠く程窮困しており、公園の雑草やたんぽぽを食べてで飢えを凌いでいたという。更に、デビュー当初も生活費や授業料などを払うためにバイトに明け暮れ、睡眠は2時間ほどしか無く、金も殆ど無く冷蔵庫の代わりに食材を庭の土に埋めて品質を保たせ、風呂の代わりに洗濯機に入ってスイッチを入れて体を洗っていたという偉業を成し遂げていた。
高校時代に女性週刊誌「seventeen」でモデルとしてデビューするが、親が学業を優先させる為に一度芸能界活動を停止。その後、大学受験に失敗した際に親から浪人するか自衛隊に入隊するかモデルを再開するかの選択を迫ままれた為、已む無く芸能活動を復帰。しかし、当初の仕事は全く無く、寿司屋やカフェでアルバイトをしながら活動していたものの100社以上のオーディションに立て続けに落ちるという悲惨な経験を味わい、次第に自信が無くなり、金銭苦まで追い詰められた事からオーディションよりアルバイトを優先させるまで落ちぶれていた。その後、2011年にダイドードリンココーヒーのcmに出演以降は次第に注目を集めるようになり、ドラマ「GTO」で神崎麗美役を演じたのを機に大ブレイクし、現在に至る。