「人の命に代わりはきかない。たとえ、それが家族のためであったとしても、ね。自分の命を大切にしなさい」
CV:風音
概要
伏見藤矢の母親である鈴乃に襲われる藤矢達の前にさっそうと現れた日本刀を持つ女性。
魔術師の『協会』から、10年前の惨劇の繰り返しが起こるのではないかという事で宇治上影臣と共に派遣された。
陽気で、気さくなお姉さんのような性格だが、自分の信じたモノのみは何があっても護るという信念を貫いている。人の命というものについて非常に深く考えてもいる。
少なからず、藤矢の保護者である白峰沙耶と面識がある。
実力
魔術によって底上げされた身体能力によって、絶大的な刀さばきを見せる。籠の様に近遠ともにいけるタイプではなく完全な近距離型。
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ネタバレ
藤矢同様、10年前の惨劇の生き残り。魔術の素養があるというだけで病院に連れ込まれ、研究に加担してしまう。惨劇の際、影臣に助けられた事で魔術師として生きることになった。研究に加担した結果惨劇を起こした事で多くの人の命を奪ったという強迫観念に囚われており、人助けとして『協会』の仕事を行うのもその強迫観念からくるもの。大が救えれば小を切り捨てるという『助けた数』を気にする。呪いの如くそれに捉われた彼女は、『協会』の命令と藤矢の想いの板挟みに遭う。そして自分を助けた影臣が惨劇の黒幕であったと知り、深い絶望と自暴自棄に陥る。しかし、そこで藤矢が救いの手を指しのばしてくれたことで彼女は再び立ち上がり、影臣との因縁に決着をつけた。