概要
- 主に鉄を含んだ水。赤色はこれが錆びた色である。水道関係の工事や事故の影響から出ることが多い。下痢になることがあるため、この水は飲まない方がいい。
- 杉浦明平氏著作の長編小説及びそれを原作とした映画。
- ホラーゲーム「SIREN」に登場する謎の液体。本記事で解説。
SIRENにおける赤い水
本作の舞台である羽生蛇村が異界に取り込まれた際、突如として出現した謎の液体。その圧倒的な存在感から、本作の根幹を担っている要素の1つと言える。
これを体内に取り込むことで、体力の回復、怪我の治癒等といった効果が表れる。一見お助けアイテムのようにも思えるが、実は一定以上取り込むと屍人と呼ばれるおぞましいクリーチャーへと変貌してしまうという、大変危険な代物である。
さらに、この水にはもう1つ罠があり、それは「体内に一滴でも取り込むと、たとえ屍人にならずとも永遠に現実世界に還ることができなくなる」というもの。
ならば、取り込まなければいいだけと思うかもしれないが、実は異界に入った瞬間、村内の水はほぼすべてこの赤い水に置き換わっており、雨ですらこの赤い水になっているのである。つまり、外にいた時点でこの水を取り込んでしまうことになるため、まさにどうあがいても絶望なのである。約1名を除いては・・・。
赤い海
赤い水で構成された異界の海。村の周囲を取り囲んでいる。屍人たちは、村中に響き渡るサイレンの音に誘われてこの海にやってくる(海送り)。海から戻ってくる頃には、より完全な屍人へと変化している(海還り)。
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