概要
CV:高城元気
『うえきの法則』の登場人物。水無月中学2年陸上部。
「綿」を「杭」に変える能力を持つ。
陸上部で落ちこぼれ扱いされており、走りの才を求めていた。
ちなみに、作中の序盤に登場した能力者のなかでは、自分本位な言動や問題行動は少ないほう。
走りの才を持っていた植木に対し勝負を挑むが敗北。
敗北後、屋内に運ばれ休まされていたが、「次に人間を傷つければ走りの才を失う」という植木や小林の話を偶然とはいえ盗み聞きし、せめての意趣返しとして植木の走りの才を奪おうと画策。
しかし、バトル終了後に、足立達の前に現れた陸上部の先輩からの執拗な暴言を聞いて、植木の才のことも忘れて逆上。
おまけに植木まで怒りを覚えてしまったようで、最終的に植木が能力で物理的に黙らせたため、結果として植木の走りの才は消去。足立も陸上部の先輩を殴るのを中断した。
その植木の行動や、才がなくなっても前向きに走ることを楽しむ姿を見て、自分なりに立ち直り、才能に関係なく努力するようになった。
能力
「綿」を「杭」に変える能力という、地味な名称の能力を持つ。限定条件は不明。
実際、一本一本の威力は、樹木である程度止められるほどのおとなしいものであるが、軽いうえに持ち運びや小分けがしやすい綿が変換元であるからか、いざ戦闘が始まると十本以上の杭が猛威を振るうことも。
刺突攻撃や壁生成による防御を行えるなど、バランスも悪くなかったが、植木の地中からの攻撃に対応しきれず、敗退となった。