概要
第三次選考前の仲間勧誘期間にて、宗屋ヒデヨシを勧誘しようとしていたチーム。
少々コミカルな言動がみられるが、直線的な攻撃と多角的な変則攻撃も行える柔軟な能力を持っている能力者が多めで、リーダー・カプーショの洞察力も侮れないという、油断ならないチーム。
カプーショとそのチームメンバーに関しては、少々血の気が多いが、いくらか交渉や改心の余地があり、協調性もある連中なのだが、ヒデヨシの能力と自身の能力の相性の良さに眼がくらんだのか、ヒデヨシの後任神候補・ザックに余計なことを吹き込まれたのか、ヒデヨシが必死に守ろうとしていた孤児院を破壊しようとする暴挙に出てしまう。
(もっとも、カプーショ自身はザックを神候補にすること等には思うところがあったのか、ザックの言動などを冷めた眼で見る描写もあった。)
しかし、この目論見は孤児院と子供たちを守るべく参戦した植木達によって阻まれたうえ、ヒデヨシの元神候補を復帰させる方法を提示されたため、失敗。
三次選考ではザックと縁をきったのか、チームメンバー4人で参戦。
リーダー同士の長距離攻撃を見て気が小さくなったのか、孤児院での一件や、グラノの限定条件や火力などに関わる問題行動の数々を通して反省したのか、割と大人しくなり、バトルでもそこそこ善戦。優勝こそ逃したものの、敵味方から何度も制裁を受けるような目にあうことなく物語を終えた。
ちなみに罰は、「結構早めにハゲる」というもの。植木チームのようにインパクトが強く解釈に困るものでも、グラノチームのように年月がわかりやすいものでもなかった。
また、この能力者バトルの場合、言動や立ち回り次第では、ペナルティが確定する前に髪を切られたり、頭を強打されて髪に響く可能性が否めないうえ、他のチームも頭や髪にダメージを受けている者がいたため、あってないような罰ともとれる。
……もっとも、思わぬ形でハゲ頭になってしまった前例にカバラがいるが、カプーショたちは或る意味カバラ以上に悲惨な末路を迎えることになるのは不幸としか言いようがない。