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グラノ

ぐらの

グラノとは、漫画作品「うえきの法則」と、それを原作としたアニメの登場人物の一人である。 (イラストの右側にいる、糸目の人物。)
目次 [非表示]

概要っしょ編集

CV千葉一伸

本編の能力者バトルに参戦した中学生で、三次選考のグラノチームのリーダー。口癖は「~っしょ。」。

他のチームメンバーと同様、少々ズレて見えがちな美的センスの持ち主で、試合に向いてるのか怪しい服装をしている他、模型をオブジェに例える癖などがある。

模型に関する知識と所持している模型の完成度は悪くなく、漫画版では、下記の人物に模型についての質問をされた際、間髪入れず言い当てた。


また、能力解除による攻撃回避や、試合開始前に自分達の身なりに口出しした植木と、直情的に反応して喧嘩沙汰を起こそうとしたギタールの間に入り、ギタールをなだめるなど、多少頭と協調性があるかのような言動もたまに見せている。

そして、模型への入れ込みようは相当なもので、選考中も、恍惚とした表情で、動物などの模型を至高品のように眺め、限定条件を満たすための挙動になるか否か怪しい言動をとっていた。


ちなみに、とある問題で使えなかった主力の代わりに、下記のチームメンバーに用意させた物は、危険戦隊ザンパ...


「『じゃあ、お前がザンパイザーになってろ!!!』」

「のぉおおおお!!!!!」


概要の続き(ネタバレ注意)編集

模型に対する知識はある他、協調性らしきものも僅かに見えるが、それ以上に一部の味方への素行の悪さが目立つ悪漢なうえ、試合中は敵だけでなく味方まで致命傷を与えかねない攻撃を連発するのに躊躇がない、残忍かつ迷惑な性格をしている。おまけにチームメンバーの問題行動や不手際に対するフォローには光るものがある反面、自分に対して非常にいい加減かつ甘いうえ間が抜けている時はとことん間が抜けている。

また、対戦相手だけでなく、同じ趣味の持ち主や模型作りを行う者などに対して、短絡的な理由で暴言や危害を加えることもしばしばで、酷い時には、第一試合開始前から自分とチームメンバーの能力の要であるカメラが破損して使用不能になるリスクすら碌に考えずに膝蹴りをかますという、小学生以下の愚行すら行う有様。

その振る舞いは、はみ出し者ながらカリスマ性と思慮のあるリーダーの手腕を、暴言や嗜好に関する迷惑沙汰で台無しにするカルパッチョカムイ=ロッソのグラノチーム版といったところで、後述の能力の潜在性を、自身の浅慮と失言でふいにしている点でも共通している。


能力も、三次選考に勝ち残っただけあって、威力と多様性があるようだが、このキャラの場合、その威力や手際などにムラがあるようで、能力の産物で無難な空中移動や捜索をしたかと思えば、自身とペコルの能力の産物による自惚れをつかれて被爆するなど、反応に困る一面も。神器や体術といった技能の粗や、限定条件や試合の要点を見抜くといった分析力も、カプーショマリリンなどを始めとする、他の参戦チームのリーダーと比べると芳しくない。(チームメンバーのムーニンにも、頭脳・人望という点で一回り下回っている節さえあるが、総合力の差は不明。)

おかげで試合開始早々、本性を露わにし、相手の能力の癖などが分かってないうちから、自分からバトルにまつわる物品持ち忘れやレベル2を始めとする情報を勝手に話す・ヒデヨシの話術にかかって限定条件を大声で叫ぶ・能力による火力増強などの要であるペコルに、短絡的な理由で暴行などを繰り返して反逆を招く・恐怖ありきの支配や暴言によるペコルの服従強制を対戦中にまで行い、敵チームメンバーの士気を無駄に煽るといった様々な問題行動を働いた。

(ヒデヨシによる限定条件暴露に関しては、策として口にした質問が、大人の事情に響くものらしく、アニメ版ではカットされた。)


最後は、試合開始直前にペコルに用意させた模型で、全快状態の植木を実物化して、逆転を試みるが、その操作の際、自身のレベル2でも補いきれない失言をして自滅。(漫画版では、思想や正義に関する操作条件を満たそうとして、植木と基準や思想がズレた発言をしたこと・アニメ版では命令ミスが敗因と、多少変更されている。ただ、植木を再現した模型が実物化される前に、ペコルの趣味やグラノとの経緯を聞いた植木にとっては、どちらも聞いて損した気分になりかねない発言だった。)

一応、この時点ではチーム戦は終わってなかったが、メンバーの大半が脱落した他、ペコルも捜索を自重したため、植木チームが勝利条件を満たすことも許す羽目になった。


試合終了後は、グラノチームと植木チームとの戦闘を経て、心境に変化があらわれたペコルが三次選考を辞退し、間接的に植木たちを助力しようとしたために、能力の多様性や火力が大幅に減ったこと・試合内容をモニターによって中継され、他のチームに能力の限定条件などがほぼ全部伝えられてしまったことなどが響いたらしく、三次選考全敗。比較的問題行動が少なかったムーニンパステロも、巻き添えをくらう形で、ぞんざいな扱いをされた末、選考脱落の罰を受けた。


三次選考敗退の罰は40代まで恋が実らないというもの。植木チームに比べれば、軽く見える罰だが、年数や時期については、植木チーム・カプーショチームに比べて具体的。

能力なしでも問題行動を起こしかねない輩から、DVなどを受けるトラブルが起きる可能性が減ったとも考えられる。


オブジェ(模型)こそ最高の能力っしょ編集

模型を実物に変える能力

レベル2:実物に変えた物品や生物の使い方、動かし方が分かる。

限定条件:実物にしたい模型で一回遊ぶ(ブンドドともいうらしい。)こと。

銃やヘリコプター、犬や人間、架空の巨大兵器に至るまで実物化できるうえ、限定条件も端から見れば、非常に緩かに見えかねない危険な能力。

厄介なのは、実物にしたもの次第ではレベル2を使用していようが、していまいが、敵だけでなく味方、自分まで被弾するリスクが高くなってしまう点・他の能力との組み合わせ次第では、『相手をメガネ好きに変える能力』よりも容易く相手チームの能力ならびに限定条件を聞き出す事も、自軍の戦力にしてしまう事も出来てしまう点。

そして、一番の問題は、これらの点の危険度を碌に理解してないうえに、敵味方はおろか試合主催者達まで巻き込みかねない兵器を何の躊躇も計画性も無く使用出来てしまう無敵の人同然の愚か者が乱用している点である。


もっとも、使い道や所有している模型次第では、目的の人物捜索や空中移動なども可能な他、水上移動や佐野のダウジングより高度な物探し、相手からの反撃を受けづらい高度からの攻撃も検討可能。そのためか、作中の神にも能力の潜在性については、それなりに認められている(一方で、グラノの総合力や手際などは良くないことも、ある程度勘づかれている)。


レベル2で自身の安全はある程度図りつつ、運用可能にできる物の種類もある程度増やせる。だが、実物による攻撃の余波を受けない訳ではないうえ、使い手の頭や素行が悪ければ、使い方を情報として把握しても活かせないまま持て余し、使い手自身が、能力による直撃を受けることも。その他、天界人・能力者など複雑な思考を持つものを実物化した場合、レベル2を用いても尚、特殊な段取りが必要なこともある。

また、限定条件はともかく、変換するものは、場所や事前準備の善し悪しに左右されやすいものだったようで、植木チーム戦後は、新たな模型購入などの描写を見せることなく、全敗している。


なぜ・・・編集

『「項目の前の悪がお前だからっしょ!」』編集

うえきの法則 グラノチーム

模型 問題児 獅子身中の虫 愚者 トラブルメーカー モンスターチャイルド ダメ人間

ペコル ギタール ムーニン パステロ

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