転んでもただでは起きない
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ころんでもただではおきない
ことわざ・比喩の一種。
失敗・不幸があっても、泣き寝入りせずに何かしらの利益を得る(あるいは得ようとする)こと。
分かりやすい例としては『今昔物語集』には藤原陳忠の故事が引用されている。
陳忠はある日橋から転落してしまったが運よく木に引っかかり、救援に来た仲間に向け「縄で籠を下ろしてくれ」と言った。すぐに人が乗れる籠を括り付けて下したところ、引き揚げた籠に入っていたのは大量の平茸だった。2度目に陳忠本人が籠に乗り、「偶然平茸が自生していたのだ」と言ったのだという。
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