大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目2-30(あべのハルカスの南隣)にある商業施設。正式名称は「あべのHoop」。略称の「Hoop」で呼ばれることが多い。
近鉄百貨店阿倍野本店の別館を建て替えて2000年9月1日にオープンした。ビルの設置者は近畿日本鉄道株式会社で、株式会社近鉄百貨店により運営されている。
近鉄百貨店阿倍野本店の西館(旧館)をあべのハルカスに建て替える際、2008年9月に南隣にandを開業。ロフトや無印良品などをandへ移転させ、近鉄百貨店にあったHMVや近鉄ブックセンター、百貨店内のアパレルショップ、専門店街「ラ・セレナ」にあった一部の店舗をHoopに移転、近鉄百貨店の売り場を補完する形となった。その後HMVはあべのキューズモールに店舗を移転した。
2012年から2年間Hoopも大改装に入り、ファッションからグルメまでたくさんの店舗が出店した。56区画のうち新規出店34店、改装出店8店となり、全館の約7割をリニューアルした。同時にあべのハルカス近鉄本店の2階と結ぶ連絡通路を設置した。近鉄百貨店阿倍野本店にあったアパレルショップや「ラ・セレナ」の一部の店舗は、あべのハルカス近鉄本店にある専門店街「solaha」に再度移転した。
2014年3月7日のあべのハルカスのオープン以降は、あべのハルカス近鉄本店を「モノ・コト・ヒトが出会う街のような場」、Hoopを「新・大人のための自分スタイル編集館」、andを「都市生活素材館」の位置づけとしている。
近畿日本鉄道南大阪線・大阪阿部野橋駅に隣接しているため、大阪府民のみならず奈良県民の利用客も多い。
入居するテナント
他