概要
龍門渕透華はネット麻雀で様々な相手と戦った際に、最も手強かった『のどっち』である原村和に強いライバル意識を持つ。だが当の和からはさほど意識されてはいない。中学時代のリアルではまだミスが多かった頃の和の牌譜から、『のどっち』の打ち筋を読み取り、同一人物ではないかと以前から疑っていたが、長野県大会においてそれは確信に変わり、それでも尚「これでは圧勝できない」と言ってのける自信家でもある。だが時に効率よりも目立つことを優先し、その打ち方がしばしば当たるのであった。
で、そのライバル意識の行き過ぎにより、恋愛感情にも似たモノが表面化してきているのである。