重装輪回収車
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じゅうそうりんかいしゅうしゃ
陸上自衛隊の運用する大型レッカー車。
重装輪回収車は、陸上自衛隊の後方支援部隊の整備隊が装備している車両である。車体後部にクレーンを装備した4軸8輪の大型トラックで、重量のある装甲車などの車両が走行不能になった際、回収して牽引するなどして整備所へ輸送することが目的の車両である。
乗員3名、全長約11メートル、全幅約2.5メートル、全高約3.4メートル、製作は三菱重工。
陸自への装輪装甲車の拡充に伴い、これら高速の重車輌に追随し、行動不能になった車輌を回収するためには既存の回収車輌は能力不足で、海外製回収車の中にも要求性能を満たすものがなかったために新規開発された。
また、後に16式機動戦闘車の回収に対応すべくクレーンを変更するなどした改良型「重装輪回収車(B)」も2021年度から所得が開始されている。
車体そのものはファミリー化されており、03式中距離地対空誘導弾や12式地対艦誘導弾の発射システム用の車両として利用されている。
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