人物像
古来より日本の祭儀一切を取り仕切ってきた、闇雲家次女。兄と姉がいる。四方を守護する四神と聖獣麒麟の宿る神器を奉っている。神道の術を使う。麒麟及び四神の宿った神器を継承するにはある試練を乗り越えなければならず、その試験を乗り越えなければ当主となることも神器の継承もできないが、兄・姉共に試練を乗り越えられず、那魅のみが乗り越えられた為、神器を継承し、闇雲家の次期当主(外伝的続編のサイレントメビウステイルズでは現当主である祖父の死をもって当主となった)となる。最終決戦時に上級妖魔と戦闘、その際に右腕を失い、現在は義手である(もっとも骨こそ人工骨格だが、それを覆う筋肉、皮膚組織は彼女自身の細胞を培養したものを使っており、感覚的にはもともとの腕と遜色ないらしい)。
やや潔癖な部分があり、平時ではオフィス内をしょっちゅう掃除し、戦闘に出た際、施設内にいたネズミの大群を見て悲鳴を上げたりしている。また潔癖であるがゆえに常に巫女の装束を纏っており、本人もそれ以外を着ることを嫌がる(上司であるラリー・シャイアンも苦い顔をしていたが、霊的な防御手段も兼ね備えた装束ではあるのできつくは言えず黙認していた)。
だがレビアの自宅にあるプールではきちんと水着に着替えている。どーいうこっちゃ(笑)。但し、全く泳げない。風呂や水浴びは好き。
潔癖が高じて、清らかであることに拘り過ぎるあまり、人工物である自身の義手を受け入れられず、その心の隙を妖魔に突かれ、襲撃されたことも。
凪という姪がおり、こちらは続編の「サイレントメビウスQD(クアドリガ)」に登場している。